2.3「Custom」オプションでのインストール

 「Custom」オプションを選択した場合は、インストールの全ての手順を順番に行っていきます。このオプションではインストールの各プロセスを「Default」オプションよりも細かく管理することができます。

 2台目のハードディスクに YDLをインストールする場合やすでに Linuxのパーティションが存在しているような場合は「Custom」オプションでのインストールを行ってください。

 ここでは「Custom」オプションでのインストールに固有の項目についてのみ解説しています。それ以外は「Default」オプションの記述をご覧ください。

■インストールステップの選択

この画面ではインストールステップの一覧が表示されます。それぞれのステップはインストーラが進める順番通りに行ってください。各ステップが完了すると、次のステップがインストーラによって自動的にハイライトされます。

■マウスの設定

お使いのマウスのタイプを選択してください。

■インストールメディア

 特に設定する項目はありません。「OK」を押して先に進んでください。

■パーティション設定

 パーティションの設定を行って、ハードディスクにLinux用の論理的な領域を作成します。Linux用の領域はシステムの目的に応じて複数作成することができますが、(Mac OSに割り当てたパーティションに加えて)最低3つの領域が必要になります。

ご注意:

1) インストーラの不備により、同一のインストール作業の中でパーティションの追加、削除を行い、さらにパーティションの追加を行うと、フォーマットの最中にインストーラがハングアップします。事前に作成するパーティションの設計を行ったうえで、(必要ならば)既存のパーティションの削除、新しいパーティションの追加という手順を1回で行ってください。

2) YDLのインストーラは、同一のインストール作業の中で作成されたパーティションにのみLinuxがインストールできるように設計されています。インストール前から存在する既存のLinuxパーティションへのインストールは失敗します。

3) Linux用に用意したパーティションがハードディスクの先頭ではなく、Mac OSのパーティションよりも後ろにある場合は、このガイドの手順とは異なり、ブートローダを配置する領域はパーティション設定の一番最後に作成してください。先に swapパーティションとルートパーティションを作成しておかないと、インストーラの仕様によりブートローダのインストールに失敗してしまいます。

1. Linuxをインストールするハードディスクを選択してください。ハードディスクが1台しかなければ画面にはそのハードディスクだけが表示されます。

2. 「Edit」ボタンを押してください。

3. カーソルキーかマウスを使って、リストの一番下まで画面をスクロールさせます。すでに Mac OSがインストール済みならそのパーティションが「hfs」であることを示す1つ以上の項目が見つかるはずです。この時点でのパーティション構成は以下のように表示されます。

* hda 2-7 はアップルのドライブ設定ユーティリティによって作成されたパーティションです。これらの小さなパーティションはシステムやドライブ設定のバージョンによっても異なりますが、最低5つから8つ存在しますので削除しないように注意してください。

 Linux用のパーティションを作成するのはここで「free」と表示されている、未使用の領域としてドライブ設定で予約したスペースです。この領域をLinuxのパーティションとして割り当てていきます。

4. 「Add」ボタンを押してください。まず最初にインストーラがブートローダを配置する領域を確保します。(10MB程度)

5. 「OK」ボタンを押します。さらにこのパーティションをどのフォーマットにするかを指定します。

6. フォーマットは「Boot Loader」を指定してください。

7. 「Add」ボタンを押してください。次に作成するのは swap パーティションです。swap(仮想メモリ)とは、実メモリ上に必要のないデータを Linuxが一時的に格納する領域のことです。Linuxシステムは非常に効率的に swapを利用しますので、swap パーティションの設定はシステムにとって大きな意味を持ちます。少なくとも64MB以上、最大で256MB程度を確保してください。ほとんどのシステムでは128MBが最適な値です。

8. 「OK」ボタンを押します。さらにこのパーティションをどのフォーマットにするかを指定します。

9. フォーマットは「Linux swap」を指定してください。

10.「Add」ボタンを押してください。つぎにルートパーティションを作成します。ルートパーティションはオペレーティングシステムそのものや様々なアプリケーションが配置されるシステムの大部分を占める領域です。 「Max」を指定して、残りの全ての領域がルートパーティションとして割り当てられるようにしてください。Linuxシステムについての知識がある方は必要に応じてパーティションを追加して頂いても結構です。

11. 「OK」ボタンを押します。さらにこのパーティションをどのフォーマットにするかを指定します。

12. フォーマットは「Linux」を指定してください。ここまででパーティション構成は以下のように変更されているはずです。あとで必要になるかもしれませんので、各パーティションの番号は控えておいてください。

13. 「Save」ボタンを押します。インストーラはパーティションのフォーマットを行います。

■マウントポイント

作成したパーティションがブートローダ用、swap用、ルートパーティション用の 3つだけの場合は、インストーラが自動的にマウントポイントの設定を行います。それ以外のパーティションを作成した場合は、「Edit」ボタンを押して適切なマウントポイントを設定してください。

■パッケージの選択(Defaultを参照してください。)

■ネットワークの設定(Defaultを参照してください。)

■タイムゾーンの設定(Defaultを参照してください。)

■システムサービス

Linuxの起動時に有効にするシステムサービスを選択してください。

■セキュリティ

Linux上級者の方以外はこの画面はそのまま「OK」を押して次に進んでください。

■アカウントの作成(Defaultを参照してください。)

サウンド

 特に設定する項目はありません。「OK」を押して先に進んでください。

■X11の設定(Defaultを参照してください。)

■ブートローダのインストール(Defaultを参照してください。)

お疲れさまでした。以上でインストールは完了です。

 

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