CFast 2.0対応、USB3.0接続が可能なWise CFast 2.0 カードリーダーシリーズに、2枚同時にCFast 2.0カードを同時に読み書き可能なWise CFast 2.0デュアルカードリーダーが新たに加わりました。

今回のブログではこのWise CFast 2.0デュアルカードリーダーをご紹介させて頂きます!

現在ラインナップにあるWise CFast 2.0 カードリーダー、Wise SC2 コンボカードリーダーと比べると、こんな感じです。

サイズは中間のサイズ、1枚挿しのWise CFast 2.0 カードリーダーと比べると一回り大きい程度で、CFast 2.0 カードを2枚挿しのビデオカメラなどをご使用されていて、パソコンに2枚同時にを接続する場合、2台のカードリーダーを用意するよりコンパクトにまとめられます。
またCFast 2.0 カード2枚接続でWise CFast 2.0デュアルカードリーダーでは当然USB3.0ポートが一つですので、MacBookシリーズやノートPCなでUSBポートの少ないパソコンをお使いの方にはUSBポートの節約ができて良いですね!

Wise CFast 2.0 カードリーダーの特徴的な機能として書き込みロック機能がありましたがWise CFast 2.0デュアルカードリーダーにももちろん搭載されています。

この小さなロックをCFastカード側に切り替えた状態でパソコンと接続すると、読み出し専用となりパソコンからの書き込みができなくなります。
撮影した大切なデータを間違って消してしまうことを防止する嬉しい機能ですね!

ところで、Wise CFast 2.0デュアルカードリーダーは2枚のCFast 2.0カードを使えますが、書き込みロックはどのように動作するのでしょうか?

検証してみたところ、あくまで「書き込みロックをオンにした状態挿したカード」に対して動作することが分かりました。

ロックをオフの状態でカード一枚の状態でパソコンと接続し、後からかロックをオンでカードを追加した場合、1枚目は書き込み可能、2枚目は書き込み不可、といった動作となります。

ベンチマークテストを行ってみました!

テスト環境
MacBook Pro(Late 2016) Touch Bar搭載モデル
CPU Core i5 2.9GHz
メモリ 8GB
macOS Sierra 10.12.4
ベンチマークソフト Blacmagicdesign Disk Speed Test Version3

ベンチマーク結果は書き込み311MB/s、読み込み330MB/sとなっております。
約10GBの映像ファイルをMacとCFastカードでデータのやり取りをする場合、読み書きともに約30秒ほどでコピーが終わります。
大きなデータを頻繁に読み書きする場合時間の節約になりますね!

次にWise CFast 2.0デュアルカードリーダーは2枚同時にCFast 2.0カードが使えますので、片方のカードに書き込み中、もう片方のカードはどれくらいのスピードが出るのかという検証を行ってみました。

約50GBのファイルを片方のカードに読み出し、書き込みをしながらもう片方のカードに対してベンチマークをかけてみました。

・Wise CFast 2.0デュアルカードリーダーにMacから書き込みを行いながら、もう片方のカードでベンチマーク

・Wise CFast 2.0デュアルカードリーダーからMacに読み出しを行いながら、もう片方のカードでベンチマーク

ご覧のように書き込みを行いながらのベンチマークは書き込みが読み出しを行いながらのベンチマークは読み込みの速度の低下が見られます。

ただし、単純に速度が半分になるという訳ではなく、2枚同時の書き込み、読み出しも行えそうです。

普段複数の業務などでCFast 2.0 カードリーダーを複数持ち歩いている方、デスクトップを少しでもすっきりさせたい方、ラップトップメインでUSBポートが足りない方など、CFast 2.0 カードを取り扱われている方には「あると便利」な商品になっております!

Wise CFast 2.0デュアルカードリーダー   ¥9,800(税込)