- CitiDISKシリーズ サポート情報 -
CitiDISK 大容量モデル(*1)で撮影されたファイルの、パソコンでの並び順について
(*1)2010年1月15日以降に出荷された、容量120GB以上のストレージを搭載した製品。


2010年1月15日以降に出荷されたCitiDISKシリーズ製品では、連続撮影を行った際のファイル名の
作成ルールが一部変更されています。

2010年1月15日より前に出荷された製品では、キャプチャされた映像は「Clipxxyy(またはClpxxxyy) +
.拡張子」という名前で映像ファイルとして保存され、「録画ごとのファイル数」を現す部分の表記「yy」は
「00」から「99」まで、1回の撮影で100個までのファイルの記録に対応していました。
2010年1月15日以降に出荷された製品では、大容量モデルでの長時間記録に対応するため、
「yy」の表記について、その上位1桁のみ、0から9までの数字のあとAからZまでのアルファベットを
使用して、「00」から「Z9」まで、1回の撮影で連続最大360個までのファイル作成に対応します。

上記のルールにより、2010年1月15日以降に出荷された製品で100個を超える数のファイルが
保存されたフォルダをコンピュータから参照した場合、下記の環境ではファイル名順で並べたときに、
実際の撮影順とは異なる順番で表示されます。

 ・Windows XP以降の「エクスプローラ」および各種アプリケーション
 ・Mac OS Xの「Finder」および各種アプリケーション

この場合、以下の条件で撮影された動画ファイルについては、撮影時にカメラの設定日時を反映した
日付が記録されているので、日付順に並べ替えすることで、実際の撮影順と同様に表示できます。

 日付順で並べ替え可能な動画ファイル:
 ・SD画質で、Raw-DV、Microsoft DV AVI、Canoupus DV AVIのいずれかの形式で
  記録されたファイル
 ・DVCPRO HDフォーマットで撮影されたファイル
  (CitiDISK HDおよびCitiDISK FlashMemのみ)

上記の条件に該当しないファイル(m2t(HDV)形式および、SD画質のQuickTime(mov)形式で
記録されたもの)や、パソコンへのコピーの影響などにより日付データが撮影時から変更された
ファイルについては、日付順・名前順ともに、撮影順どおりの並べ替えができません。
ただし、下記の作業によりファイル名の変更と移動を行うことで、名前順で並べた場合に撮影順
どおりの表示が可能となります。


【バッチファイルによるファイルの変換手順】

1. 下記のリンクから、作業用バッチファイル(zip圧縮)をダウンロードしてください。

  http://www.amulet.co.jp/products/CitiDISK/driver/DVHDV/Filesort.zip

2. ダウンロードしたファイル「Filesort.zip」を、解凍ソフトを使って展開します。
  処理用バッチファイル「ファイル名変換移動.bat」が作成されます。

  
 ※Windowsが拡張子を表示しない設定になっている場合、各ファイル名の拡張子(".zip"、".bat"、".m2t"などの、
  ".(ピリオド)"に続く末尾の3文字)は表示されません。

3. CitiDISK製品ハードディスク内の「\Movie\Meida」フォルダ(録画された動画データが保存されて
  いる場所)に、「ファイル名変換移動.bat」をコピーします。

 

4. 「ファイル名変換移動.bat」をダブルクリックして実行します。

 

  バッチファイル実行中の画面が表示されます。

 

  バッチファイルは、CitiDISK製品ハードディスク内に保存された動画データを、以下のルールで
  名称変更および移動の作業を行います。

  1.動画ファイル名の先頭6文字(録画回数を現す)と同じ名前のフォルダを作成。
  2.動画ファイル名の、拡張子以外の末尾2文字と拡張子を組み合わせたファイル名に
    各ファイルを変更し、先頭6文字と同じ名前のフォルダに移動。

  作業が終了すると、バッチファイルの実行画面が閉じます。
  この作業は通常、数分以内に終了します。


  上記の作業により、CitiDISK製品ハードディスク内の「\Movie\Meida」フォルダには撮影回数ごとの
  名称を現すフォルダ(下の画像の場合は「CLIP00」)が作成され、それぞれのフォルダ内に
  名称変更されたファイルが移動します。

  作業終了後の「Meida」フォルダ
 

  作業終了後に生成されたフォルダ内の、動画ファイル
 
 
  作成されたフォルダ内のファイルは、名前順に並べることで、撮影順と同じく表示されます。

5. 動画ファイルを、作成されたフォルダごとパソコンへ移動します。

 

  移動したフォルダを各種動画アプリケーションから開くことで、撮影順に取り込んで編集することが
  可能となります。

  ★作成されたフォルダおよび作業で使用したバッチファイルは、次回の撮影前に必ずCitiDISKから削除してください。
    作成されたフォルダやバッチファイルが残ったまま撮影を行うと、データが記録できない場合があります。


★注意事項

 ・上記内容に該当するCitiDISK製品は、2010年1月15日以降に弊社より出荷された、120GB以上の容量のストレージを
  搭載するもののみとなります。
  2010年1月15日より前に出荷されたCitiDISK製品については、本作業は必要ありません。

 ・ファイル種別を判別しやすくするため、拡張子を表示した状態で作業を行うことをお勧めいたします。

 ・アミュレット株式会社は、本ソフトウェアの完全な動作を保証するものではありません。


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