2020年から始まるプログラミング必修化

いまやパソコンやタブレットを使って授業を行うことはごく当たり前になりつつあります。筆者が児童生徒の頃は、学校のパソコン室にあったパソコンは奥行きの長いブラウン管タイプでした。いまやそれよりも遥かに小さくて性能の良いパソコンが一人一台に配備されようとしています。

児童・生徒に1人1台PC、23年度までに…高速・大容量通信も整備へ

それに合わせるようにして、各地でプログラミングのワークショップが
開催されています。プログラミングと言うと「なんか難しそう」「数学や理科が得意じゃないとできない」というイメージもあるかと思いますが、入学式や卒業式に「プログラム」があるように、実は身近なところに「プログラム」は存在しています。子どもたちは最初は難しそうな顔をする子もいますが、一度取り組んでみればあっという間に使い方を覚えて手を動かしていきます。まさにスマホネイティブ世代恐るべしです…。

といったところで、今回は小学校やプログラミングクラブでQuattroPodを
使ってみた実際の現場事例をご紹介します。

学校の休校措置を受けてお休みになっている児童・生徒たちに向けて、N Code Laboが体験授業を実施していますので、この機会にプログラミングってどんなものなんだろうとかじってみるのもいいかもしれません。

https://n-codelabo.jp/news/archives/1062.html

学校や施設にあるICT機材はさまざま

今回色々な場所でQuatroPodを使ってみて、改めて本当に色々な機材があることがわかりました。

たとえば、映像表示側の機器には以下のようなものがありました。

  • 大型モニター(大きめのテレビを想像してください)
  • プロジェクター(上の写真は、専用スクリーンに映してみました)
  • 短焦点プロジェクター(良く壁に映して使うやつです)

映像出力側には以下のようなPCやタブレットを使いました。

  • Windows 10 PC
  • Mac
  • iPad

やはりWindows PCを使っているところが多いですが、タブレットはiPadを導入しているところが多かったです。

事例紹介

さっそく事例を紹介していきましょう。まずは小学校です。

K小学校

K小学校では、iPadを使っての micro:bit ワークショップを行いました。

講師用に2台のiPadを用意して、

  1. マニュアルを表示
  2. 実際にカメラで動きを撮影しながら説明表示

という二刀流にしてみました。

プログラミングワークショップ

子どもたちがプログラミングしているノートPCの画面を、壁に掲げられたスクリーンに表示しました。

プログラミングワークショップ

ノートPC(A、B) ×2台それぞれに、QuattroPodの送信機を
接続して、同時にAとBの2画面を表示させます。

ノートPC A 資料説明用
ノートPC B アプリ画面

これでレクチャーする側は手元にある資料に目を落とす必要がありません(あたふたしている印象を与えません)。

画面には、説明資料と実際のアプリ画面が並んで表示されるため、とてもわかりやすいとの感想をいただきました。

ここでトラブル発生!

プログラミングワークショップ中に思わぬ事態に遭遇しました😅…

発生した事象と対策

何が起こったのかというと…

事象1

QuattroPodの画面が突然消えてしまう😨

原因はいくつか考えられましたが、その代表的なものを記します。

原因1

送信機の電源不足

QuattroPodの送信機(5V, 1A)は、USBポートから電源供給して使います。

USBポートはノートPCなどに良く付いているUSB Type-A(細長い長方形のやつです)と形状が同じため、最初はノートPCのUSBポートから電源を取っていました。しかし、それでは電源不足になってしまう可能性があります。

USBポートの電源供給能力にも色々なパターンがあるので、QuattroPod送信機への電源供給量はしっかりチェックしてどの程度なら安心なのかを調べてみないといけませんね…。

対策1

一緒に持参したモバイルバッテリーを使い、送信機への電源供給をバッテリーからにしてみました。今回は20000mAの大容量モバイルバッテリーを使ってみて、軽く4時間以上の動作を確認しています。

原因2

ノートPCからの映像出力が途切れてしまう

ノートPCがスリープモードとなったとき、ノートPCのバッテリ切れでシャットダウンしてしまったときなど、映像出力する側のパソコンに原因がある場合がありました。

対策2-1

気合と運用でカバー😤

突然のハプニングはワークショップにつきものです。笑
そういう時は、機械をどうにかしようとするのではなく、臨機応変に対応することが大切です。時間も限られていますので、パソコンやプロジェクターの動きにこだわることなく、毅然として対応できるとスマートですよね。最近そういうスキルも徐々に身についてきました😁。

それはさておき…QuattroPodを使うときは、事前にパソコンのスリープ設定を解除しておくと良いです。それから、WindowsUpdateを事前に完了させておくのも良いでしょう。あのアップデートが入った時の青い画面は見たくないですよね。。
そして最後にパソコンの電源が十分かなどを確認しておくと良いと思います。

事象2

別のパソコンへQuattroPodの送信機を付け替えたときに、映像出力までの時間がかかる

これは微妙な時間が流れるので、プレゼンター側としてちょっとつらいです。汗

対策2−2

送信機にLED状態の説明を貼付しておく

これはユーザの利便性を図るために弊社で用意すべきものだと認識しました。

LEDの状態を示す資料をいちいち確認するのではなく、送信機を見れば「今はこの状態!」と判断できるようにしておけば、状況判断がスムーズにできて、早目の対応が可能になります。

送信機LEDステータス表

どういうデザインが良いかは今後の課題ですね。

総括

今回は様々な場所でさまざまなプログラミングの活動現場でQuattroPodを使ってみました。

スクリーンに自分が作ったプログラムが映され、多くの人に見てもらうことで、子どもたちの作りたい意欲が沸いている姿を見ることができました。こういう実感を得られるととってもやりがいがあります!

QuattroPodを使えば、一つのプロジェクターやディスプレイに対して、2画面、4画面と複数の画面を一度に表示できるため、複数人の作品を比較、検討できます。これは実際にやってみると便利さがわかりますが、なかなか良い感じでした。

意見集約のしやすさにつながったのも大きなポイントです。子どもたちがプログラミングをしている姿を映した映像を流しておくだけでも、保護者の方々はとても喜ばれます(そりゃ、頑張っている姿ですからそうですよね!)。
これは、教室が狭い場合などに保護者全員が入れない授業参観などで、非常に有効です。
つまり、子どもたちの姿と、作品の両方を、同じ教室にいなくても
保護者が同じ目線で確認することができるということです。

このような経験から、子供向けプログラミングワークショップでQuattroPodを使うメリットとポテンシャルはまだまだあると感じることができました。

どこで、そしてどんな環境でも「1クリックでアイデアをシェア」できるよう、これからもQuattroPodをアップデートしていきます!