- CitiDISK HDV/FlashMemシリーズ サポート情報 -
バッチファイルによる、HDV(m2t)ファイルの連結方法


CitiDISK HDV/FlashMemで記録したHDV(m2t)形式のファイルを各種動画編集用アプリケーション(*1)で
開いて連結した場合、連続するクリップの繋ぎ目部分に音声と映像の欠落が発生する場合があります。

 (*1)Windows版 Adobe Premiere Pro 2.0、カノープス EDIUS Pro version 4.10の各環境で、再現性を確認しました。

以前よりご案内しております「SQUARED 5 MPEG Streamclip」による連結方法の他に、
Windows 2000/Windows XP/Windows Vistaの各環境で、バッチファイルによって連結処理を行うことでも、
この問題を回避できます。
連結したm2tファイルは、各種編集用アプリケーションでデータの欠落なく編集可能です。
下記の手順をご参照ください。

・バッチファイルによる、HDV(m2t)ファイルの連結手順

1. 下記のリンクから、作業用バッチファイル(zip圧縮)をダウンロードしてください。

  http://www.amulet.co.jp/products/CitiDISK/driver/DVHDV/merge_m2t.zip

2. ダウンロードしたファイル「merge_m2t.zip」を、解凍ソフトを使って展開します。
  「作業用フォルダ」の中に、処理用バッチファイル「m2tクリップ連結.bat」と説明テキストの
  2つのファイルが作成されます。

 
 ※Windowsが拡張子を表示しない設定になっている場合、各ファイル名の拡張子(".zip"、".m2t"、".bat"などの、
  ".(ピリオド)"に続く末尾の3文字)は表示されません。

 使用する前に、充分な空き容量(連結するファイル群の合計容量の2倍以上)のあるドライブの
 任意の場所へ、「作業用フォルダ」をファイル構成を変更せずに、フォルダごとコピーしてください。

3. 「作業用フォルダ」に、連結したいファイル群(クリップ名の番号が連続したもの)をコピーします。

 
 ※バッチファイルは、1回の作業で「作業用フォルダ」内の全m2tファイル(CLIP****.m2t、"****"は任意の数字)を
  番号順に連結して、1つのファイル「ALL.m2t」を生成します。
  作業フォルダには一回の撮影で生成されたファイル群("CLIP"以降の4桁の数字のうち、上位2桁が同じもの)だけを
  コピーしてください。

4. 「作業用フォルダ」内の「m2tクリップ連結.bat」をダブルクリックします。

 

  バッチファイル実行中の画面が表示され、フォルダ内の番号の若い順にクリップファイルを連結コピーします。

 

  連結コピーには、連結するファイルの総容量とストレージの転送速度に応じて、数十分から数時間程度の
  時間がかかります。
  作業が終了すると、バッチファイルの実行画面が閉じます。

5. 生成されたファイル「ALL.m2t」のファイル名を適宜変更し、他のフォルダに移動します。

 

  生成されたファイルは、m2tクリップ間のデータ欠落なく、各種動画アプリケーションで編集可能です。


★注意事項

 ・連結作業は必ず、NTFS形式でフォーマットされたストレージ機器上のフォルダで行ってください。

 ・本バッチファイルを使用して、3つ以上のクリップを連結したファイルは4GB以上のサイズとなりますので、
  CitiDISK HDV内蔵ハードディスク(FAT32形式)には記録できません。

 ・ファイル種別を判別しやすくするため、拡張子を表示した状態で作業を行うことをお勧めいたします。

 ・1回の作業が終了し、他のファイル群を連結する場合には、以前の作業で使用した全てのm2tファイル
  (CitiDISKで撮影されたファイル群および、連結して生成されたファイル)を、必ず「作業用フォルダ」以外の
  フォルダに移動するか、削除してください。
  「作業用フォルダ」内に「ALL.m2t」が存在するときにバッチファイルを実行した場合、連結結果の
  m2tファイルは生成されません。

 ・アミュレット株式会社は、本ソフトウェアの完全な動作を保証するものではありません。


アミュレットトップページ
CitiDISKトップページ
Copyright (c)2009 AMULET