- CitiDISK HDV/FlashMemシリーズ サポート情報 - |
CitiDISK HDV/FlashMemで記録したHDV(m2t)形式のファイルを各種動画編集用アプリケーション(*1)で開いて
連結した場合、連続するクリップの繋ぎ目部分に音声と映像の欠落が発生する場合が
あります。
(*1)Windows版 Adobe Premiere Pro 2.0、カノープス EDIUS Pro version 4.10の各環境で、再現性を確認しました。
Mac OS X環境においても、「SQUARED 5 MPEG Streamclip 1.9.2 for Mac」を使って、Windows環境と同様の
手順でこの問題を回避できます。
ただし、上記の方法で連結したファイルをFinal Cut Pro 6(Final Cut Studio 2)等のQuickTime関連アプリケー
ションで編集した場合、画面比率(アスペクト比)の取り扱いに関するアプリケーション側の仕様により、
解像度は「1440 x 810」として認識されます(m2tファイル(HDV規格)の標準解像度は
「1440 x 1080」)。
このような状況で、m2tファイル本来の解像度での編集を行うには、下記手順でQuickTime形式へ変換する
必要があります。
・「SQUARED 5 MPEG Streamclip」による、m2tからQuickTimeへの変換手順
1. 「SQUARED 5 MPEG Streamclip」のメニューから、"File"->"Open Files..."の順に選択し、
ファイルダイアログを開きます。
2. ファイルダイアログから、連結したいファイルを選択します。
CitiDISK HDV/FlashMemで記録したHDV(m2t)形式のファイルは記録順に番号が付いているので、
画面上でファイルを名前順に並べ替えした後、キーボードのShiftキーを押しながらクリックする
ことで連続した複数のファイルを選択できます。
3. 画面に映像のプレビューが表示されることを確認します。
4. 「SQUARED 5 MPEG Streamclip」のメニューから、"Edit">"Fix Timecode Brekes..."の順に選択します。
5. "Fix Timecode Breakes"ウィンドウが表示されるので、ウィンドウ内の"Do not skip any frame"左横の
Boxをチェックし、"Proceed"ボタンをクリックします。
作業進行バーが表示されるので、終了まで待ちます。
6. 「SQUARED 5 MPEG Streamclip」のメニューから、"File">"Export to QuickTime..."の順に選択します。
7. 「MPEG Streamclip - Movie Exporter」のウィンドウが開くので、下記の項目をそれぞれ設定します。
・「Compression」を「Apple HDV 1080i60」に設定
・「Frame Size」を「1920 x 1080 (HDTV 1080i)」に設定
上記2項目を設定した後、「Make Movie」をクリックし、連結変換したファイルの書き出し先を指定します。
8. 書き出されたファイルを各種アプリケーションで開いて、正しく再生できれば作業完了です。
※「SQUARED 5 MPEG Streamclip」を使用してCitiDISK HDV/FlashMemで生成されたクリップの連結を行う場合、3つ以上の
各アプリケーションのインストール・操作方法等について、弊社でのサポートは行っておりませんのでご了承ください。
また各アプリケーション製造元への、CitiDISK HDV/FlashMemに関するお問い合わせはご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
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