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POWERSTEP Cube Server

 

 

「事務所が狭いからサーバも小型がいい。でもWindows Server, Red Hat Enterprise Linux、VMware ESXi、Citrix XenServer等に正式対応したハードウェアがいい!」という方向けのPCです。
POWERSTEP Cube Serverは、一般的なデスクトップPCの半分程度の大きさですが、miniITXサイズのサーバ専用マザーボードを使い、Intel Xeon CPU搭載、M.2 NVMe SSDを起動ディスクとし、10Gb Ethernetを標準装備しています。
拡張性には制限がありますが、オフィスでの特定用途向けのサーバ、クリエイティブな作業現場のファイル共有サーバ、クラウド上に置けない仮想基盤サーバとしておすすめです。

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製品特徴

10Gb Ethernetを標準搭載したminiITXマザーボードを採用

本製品は、Intel SoC(システム・オン・チップ)、クアッドコア(4コア) Intel Xeon D-2123IT 4コア8スレッド(2.20 GHz)、10Gb Ethernet×2、16GB DDR4 2400MHzメモリ(8GB×2)、256GB起動用M.2 NVMe SSDを標準搭載しています。マザーボード内部の拡張性、本体外部の拡張性は最小限ですが、サーバ機として必要十分な機能を備えています。

各種サーバOSに標準対応

SuperMicro社のX11SDVシリーズをマザーボードとして採用しており、各種有償サーバOSに対応しています。
Windows Server 2019、Red Hat Enterprise Linux、Ubuntu 18.04 LTSを、VMware ESXi、Citrix XenServerを正式サポートしています。
詳しくはメーカー公式互換性リスト、またはPOWERSTEP動作実績リストをご確認ください。

大きさはミドルタワー型の半分以下、2台設置もおすすめです。

弊社のミドルタワー型ハードウェアは高さ約50cmですが、小型のマザーボードを採用した本製品は高さ約18cmです。
本体の高さをミドルタワー型の半分以下に抑えているため、狭いスペースでも設置可能です。
また、バックアップ用にもう1台設置したい場合や、故障など万が一に備えてリカバリー用の予備機を用意しておきたい場合など、ミドルタワー型の収容スペースに本製品を2台スタックして運用することができます。

CPUは、Intel社Xeon を採用し、標準モデルでは4コア4スレッド、最大で16コア32スレッドまで選択できます。

マザーボードとCPUの変更することができます。CPUの消費電力増加に伴い、搭載する電源の容量が650Wになることがありますが、マシンのサイズは同じままです。

メモリは標準で16GBですが、DDR4-2400MHz ECC RDIMMを最大256GBまで拡張可能です。

マザーボードには、メモリを最大4枚搭載することが可能です。現時点で64GBのDIMMモジュールをご用意できますので、最大256GBまで装着可能です。(マザーボードの仕様上は512GBまで可能)

M.2 PCIe NVMe SSDを標準で装着

PCIe Gen3 x4 M.2 NVMeインターフェースがデータ読み書き性能を大幅に高めます。

内部にPCIeスロット(PCI-E 3.0 x8)が1基装着可能

NVMeストレージ、追加ネットワークインターフェース、ハードウェアRAIDコントローラ等、必要に応じた拡張も可能です。

標準構成

オプション

  1. 最大256GBメモリ DDR4 2400MHz ECC対応メモリ(64GB×4)
  2. SATA SSDを3台まで増設可能
  3. 大容量SATA HDDを搭載可能
  4. 追加、NVMe SSDストレージ搭載可能(PCIeバス利用)
  5. 追加10Gb Ethernetネットワークカード搭載可能(PCIeバス利用)

選べるストレージ構成

ストレージは、2.5インチと3.5インチが各1台分となりますが、3.5インチベイに9mm厚の2.5インチHDD/SSDを2台搭載できるマウンターを使用する事で、2.5インチSATAストレージを合計3台搭載できます。
Web上のお見積もり依頼は、単純構成を想定しています。SSDを複数台搭載ご希望のお客様は、見積依頼の「備考・コメント」欄に記載をお願いいたします。
パターン①は、高速起動と中容量のSSDの組み合わせのオフィスでの特定用途向けのサーバ、パターン②は、SATA SSDによるRAID構成によるクリエイティブな作業現場のファイル共有サーバ、パターン③は、高速ストレージと低速大容量ストレージの組み合わせを用いて、クラウド上に置けない仮想基盤サーバなどの構成例です。

ユーザ事例(過去のモデルも含む)

<A社 システム運用グループ>

A社では、特定用途のWebサービスを、デスクトップ型PCにRAID構成で社内DMZ上で運用しています。このWebサービスは高い性能は求められませんが、安定して運用できる必要がありました。

ハードウェア更新に伴い、可用性(システムが継続して稼動できる能力)の向上を目指してリプレースすることになりました。本製品の光学ドライブを取り外し、故障が起きてもシステムが停止しないようSSDを2台構成にしRAID1を組み、更に2台体制のHAクラスタ構成(DRBD+Pacemaker)にすることで、堅牢なシステムを実現しました。なお、本製品が小型で占有体積が減ったため、リプレース前と同じ空間に2台収容することができました。


OS:CentOS 6.x
ソフトウェア:DRBD+Pacemaker、KVM、Apache、MySQL、Redmine、商用グループウェアツール

※このユーザ事例で使用している会社、組織、場所、出来事などは一部変更しています。

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ご注文・納期・サポート

  • ご注文は、本ページ右下の見積依頼ページよりお申し込みください。

ご注文手続き全般につきましては下記リンク先をご参照ください。

  • 本製品の納期は、製造を開始してからおおよそ3〜4週間です。
  • サポートはセンドバック保証で1年間です。

POWERSTEPハードウェアを対象とした保守サービスも承っております。詳しくは下記の保証規定、システム運用保守をご参照ください。
保証規定
システム運用保守
動作実績リスト