グラフィックカードをはじめとする様々なPCI ExpressカードをThunderbolt 3でパソコンに接続可能とするPCIe外付け拡張ボックスとしてAKiTiO Nodeシリーズは大変ご好評を頂いておりますが、このたび新たな仲間としてThunderbolt 3対応 PCIe 外付け拡張ボックス『AKiTiO Node Titan』が加わります！ 2020年6月19日より販売開始します。
今回のブログでは、この新登場のAKiTiO Node Titanを従来から販売されているAKiTiO Nodeシリーズの他機種と比較しながら紹介いたします。
AKiTiO Node Titanの概要
AKiTiO Node Titanの基本的なスペックですが、サイズが幅135mm x 奥行357mm x 高さ266mm です。対応OSはmacOS 10.13.4以降、Windows 10とMacとWindows両対応となっています。
搭載可能なPCIeボードサイズはフルレングス/フルハイト（312mm x 107mm）、2.5スロット占有タイプまで対応しており、動作確認済みグラフィックボードのリスト（英語版）を、以下のURLよりダウンロードいただけます。
https://eshop.macsales.com/tech_center/manuals/AKiTiO-Node-Titan-GPU-Compatibility.pdf
AKiTiO Node TiTanとAKiTiO Node（500W）
では、最初にThunderbolt 3対応 PCIe外付け拡張ボックスとして大好評のAKiTiO Node（500W）と比べてながらAKiTIO Node Titanを紹介していきましょう。
まず、第一印象ですが、AKiTiO Node（500W）から筐体の素材に変更され、高級感があり、筐体も剛性感があり、大変軽量化されています！
正面から見るとAKiTiO Node（500W）より横幅が広く、背が高いことがわかります。2.5スロット占有までのボードを収容できるのに不思議ですね。
次に側面から見てみましょう。奥行きもAKiTiO Node（500W）と比べると短くなっていることがお判りいただけると思います。
なぜこのようになっているかというと、電源ユニットと排気ファンをボードの下にして２階建構造にしたからです。実際にグラフィックボード（ASUS社ROG STRIX-GTX1080-A8G-GAMING）を装着してみました。AKiTiO Node（500W）ではカバーまでの距離がほとんどありませんが、AKiTiO Node Titanでは余裕があります。またボードへ安定した電力を供給する電源も500Wから650Wへ強化されていますから、よりハイエンドなグラフィクボードを搭載することができます。
グラフィックカードは別売りです
背面も見てみましょう。Thunderbolt 3ポートが１ポートしかないのは同じです。しかし、USB PD(Power Delivery)がAKiTiO Node（500W）の15Wから最大85Wまで供給可能となりました。パソコン側にThunderbolt 3ポートが少ない場合には電源ためにポートを占有される必要がなくなって助かりますね。
AKiTiO Node TitanとAKiTiO Node Pro
AKiTiO Node Titanはグラフィックボード以外のPCIeのボードも動作します。
（動作確認済みリスト：https://www.akitio.com/information-center/pcie-card-compatibility-chart（英語版））
そこで各種PCIeボード用のPCIe外付け拡張ボックスのAKiTiO Node Proとも外観も比べてみました。色が濃いのがAKiTiO Node Titan、薄いのがAKiTiO Node Proです。
正面と側面から見ると色が違うだけで、見た目ほとんど同じです。双子の兄弟といったところでしょうか。ですが、背面を比較すると２機種の違いがはっきりとします。
AKiTiO Node ProはThunderbolt 3ポートが２ポートあり、もちろんデイジーチェーンも可能です。ディスプレイポートも1ポートあり4K出力も可能となっていてドックステーションとしてもご利用できます。一方 AKiTiO Node TitanはThunderbolt 3ポートが１ポートのみ。しかし、電源はAKiTiO Node Proの500Wに対して650Wと強力になっており、USB PD（Power Delivery）も60Wに対して85Wとより大出力になっています。AKiTiO Node Proをより高性能なグラフィックボード対応に特化した機種と言えるでしょう。
高性能なグラフィックカード向け外付けPCIe拡張ボックスとして最適です
おかげさまで AKiTiO Node（500W）は外付けeGPU拡張ボックスとして大変好評ですが、グラフィックカードの高性能化が進んで最先端のボードにはちょっと機能不足な面が出てきました。AKiTiO Node（500W）では満足できずにAKiTiO Node Proをご利用していただいているユーザ様もいらっしゃいますが、そうしたユーザ様にもきっとご満足していただける製品となっています。
AKiTiO Node Titan ¥52,000(税込)（AMULET通販 / Amazon通販 / Yahoo!ショッピング）
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