今回のアミュレット店頭営業部がお送りするブログでは9月より取扱い開始予定のAKiTiO Thunder2 Duo Pro(アキティオ サンダーツー デュオ プロ)のご紹介をしていきます!

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AKiTiO Thunder2 Duo ProはThunderbolt2とUSB3.0と現在主流となっている高速インターフェイスを両方搭載し、RAID対応、HDMI出力も搭載。MacだけでなくWindowsのThunderboltにも対応と次世代のストレージ決定版と言っても過言ではない製品となっております!

黒を基調とした無駄のないスタイリッシュなデザインが目を引きますが基本的な仕様から見て行きましょう。

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インターフェイス:Thunderbolt2 2ポート、USB3.0 1ポート、HDMI 1ポート
搭載可能HDD、SSD:2.5インチもしくは3.5インチのSSD/HDD
RAIDモード:Non-RAID、SPAN、RAID 0、RAID 1
転送速度:Thunderbolt2 20Gbps、USB3.0 5Gbps
対応OS:Mac OS X 10.9及び10.10、Windows 7及びWindows 8

Thunderbolt2のが2ポート搭載されておりますので、Thunderboltのデイジチェーン接続が可能です。その他のThunderboltストレージやThunderboltのドッグ、オーディオインターフェイスやビデオ編集機材など様々なThunderbolt機器を接続可能です。

HDMI端子は何のためについてるの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
MacBook AirやRetina以前のMacBook ProではThunderbolt端子と外部ディスプレイ用のDVI端子が兼用となっております。
2.5インチのThunderboltストレージやオーディオインターフェイスなどThunderboltポートが一つしか搭載されていない機種も多数あります。
そういった機種の使用していてそこにさらに外部ディスプレイを使用したい場合ポートが足りず接続できません。

そこでAKiTiO Thunder2 Duo Proを「ハブ」として使用しMacBook Air→AKiTiO Thunder2 Duo Proと接続、そこからさらに他のThunderboltをデイジチェーンし、HDMIの外部ディスプレイも使う、なんてことができる訳です。

転送速度の速いThunderboltならではの使い方ですね。

また、HDMI出力に関しましては4Kディスプレイにも対応しております。

現段階(2015/8月末)で販売されている最大容量の8TBx2台で最大16TBまでの動作を確認しております。またSSDにも対応しておりThunderbolt2による理論値20Gbps活かしRAID 0では驚く程の転送速度を発揮します!

もちろんMacの起動ディスクに対応、Time Machineも対応しております。
高速なRAID 0、バックアップの安全性を高めるRAID 1としての使用、また、Non-RAIDモードでそれぞれ別のディスクとして使用し一つは起動ディスク、もう一つはデータ保存用といった使用方法も可能となっております。

それでは次にRAID 0(ストライピング)設定のベンチマークを紹介していきます。

今回もMacではBlackmagicdesignのDisk Speed Testを用いてテストして行きます。

まずはMac環境、MacBook Pro Retina Core i7 2.7GHzモデル、Mac OS X 10.10.5、
Disk Speed Testはバージョン2.2です。

基準となるMacBook Pro内蔵のSSDがこちらです。

MBP

 

AKiTiO Thunder2 Duo ProにCrucial BX100 CT1000BX100SSD1 1TBを2基搭載し、RAID 0で設定、Thunderbolt接続。読み書き共に700MB/sを超えており、メーターを振り切っています。

TB

 

AKiTiO Thunder2 Duo ProにCrucial BX100 CT1000BX100SSD1を2基搭載し、RAID 0で設定、USB3.0接続。やはり転送速度はThunderboltには及びませんが高速と言われているMacBook Pro Retinaの内蔵SSDと同等のスピードがでています。

USB

次にAKiTiO Thunder2 Duo ProにHGST HUH728080ALE600 8TB HDDを2基搭載し、RAID 0で設定、Thunderbolt接続。読み書き共に400MB/s近い転送速度が出ています。HDDでもRAID 0を組むとこんなに速くなるんですね!

HDDTB

Windows 8でCrystal Disk Mark 3.0.4でのテストも行ってみました。

SSDTB

こちらもMacと同じくシーケンシャルの読み書きが700MB/s前後となっており大変高速となっております!

700MB/sの読み書きがどれくらいなのか、ですが、MacBook Proの内蔵SSDへと10GBファイルを転送すると約25秒程でコピーが終わります。

従来のUSB2.0やFireWire 800の外付けHDDだと1GBでそれくらいでしょうか・・・大きな時間の節約につながりそうですね!

SSD及びHDDの取り付けは全てのネジがつまみ式になっていますのでドライバーなしで行うことができます。この辺りのメンテナンス性の高さも高評価ですね。

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付属品としてUSB3.0ケーブルだけでなくThunderboltケーブルも付属しています!多くのThunderbolt製品はケーブルは別売りとなっているので嬉しいポイントではないでしょうか。

ラインアップは1TBx2 SSDモデル、8TBx2 HDDモデル、6TBx2 HDDモデル、ケースモデルの4つを予定しております。
発売は9月中旬予定、価格や正式な発売が決定したら随時更新していきます。

発売に先駆けて8/31より店頭展示も行います!ご期待下さい!