AKiTiO Node

昨年のメーカー発表から話題となり、今週から遂に取り扱いを開始した、Thunderbolt 3 外付けGPUボックス「AKiTiO Node」
弊社での発表以降さまざまな反響をいただいていますが、今回はいちばん気になるゲーム動作時の性能や、組み合わせて使える機器についていろいろ調べてみようと思います!

動作対象外のパソコンでも動く!?

まず最初に、メーカーの対応機器リストに掲載されているパソコン以外での動作について。
もちろん動作保証外となってしまいますが、普段社内でストレージなどの検証に使っているモバイルノートのVAIO S11を試しに繋いでみたところ、問題なく動作しました!

グラフィックボードは前回ご紹介したEVGA GEFORCE GTX 1080(以下、GTX 1080)に加えて、ASUSのSTRIXシリーズ STRIX-RX480-O8G-GAMING(以下、RX 480)でも使うことができました。この2つのグラフィックボードはいずれも、AKiTiO Nodeの正式な対応機器です。
ちなみに、双方のドライバーをインストールしたまま、グラフィックボードを差し替えての運用も可能です。(Nodeのグラフィックボードを何度も入れ替えるのは手間なので、あまり実用的ではありませんが…)

他のパソコンでもいけるかな!?と思い、社内で自作したデスクトップPCにも繋いでみましたが、残念ながらこちらはリソース関連のエラーでAKiTiO Nodeが動作しませんでした。
このエラーは、MacBookシリーズ(もちろん保証外です)に繋いで使おうとしている海外のチャレンジャーの方々にも頻発しているようで、掲示板などでも多く話題に上がっています。
対応機器リストにないパソコンは、このように動作しないことや、動作していてもドライバーなどのアップデートなどが原因で不具合が出る可能性もありますので、注意が必要です。

ゲーム性能はどのくらい上がる?

次に気になる点として、ゲームでのパフォーマンスについてもチェックしてみましょう。
先述のVAIO S11に、GTX 1080を搭載したAKiTiO Nodeを繋いだ状態で、各種ベンチマークを実行してみます。
VAIO S11のCPU、Core i3-6100Uは、AKiTiO Nodeの対応機器である「Razer Blade Stealth」に搭載されているCPU、Core i7-6500Uの下位モデルです。
今回のベンチマーク結果は、AKiTiO NodeをRazer Blade Stealthに繋いだ場合より若干下回るものと考えると、ある程度の目安になると思います。
VAIO S11のこの他の仕様としては、メモリが4GB、128GB SSDを搭載し、オンボードグラフィックはインテル HD グラフィックス 520です。

それでは早速、ベンチマーク結果を見ていきましょう。
まずはゲームベンチマークのお約束その1、ファイナルファンタジーXIVから。

VAIO S11のオンボードグラフィックで、デスクトップ用の最高品質、解像度1920 x 1080で実行すると、当然ながらかなり厳しい結果となりました。

これがAKiTiO NodeとGTX 1080でどのくらい改善されるのかというと…

なんとスコアが10倍超に!

さらに4K(3840 x 2160)解像度でも

「とても快適」に遊べるようです。

次はゲームベンチマークのお約束その2、ドラゴンクエストXです。
FF14と比べると動作の軽いソフトなので、VAIO S11のオンボードグラフィックでも「普通」に遊べるようです。


これがAKiTiO Node&GTX 1080だと…

「すごく快適」になりました!
更に4K(3840 x 2160)解像度でもチェックしてみましょう。

こちらも「すごく快適」に遊べるようです。FF14より負荷が低い分、解像度を上げても余裕があるみたいですね!

そしておまけとして、というか個人的な興味から、Steamで配信されているレースゲーム「Dirt Rally」のベンチマークも試してみました。

グラフィック設定は「high」でVSYNC(垂直同期)をON、アンチエイリアス 2x MSAA、解像度を4K(3840 x 2160)に設定してベンチマークを実行しました。

4K解像度でも、フレームレートは最大60以上、平均で50弱とそこそこのスコアが出ていますが、実際にプレイしてみると一時的に大きくフレームレートが落ち込むことがあり、ちょっと安定性に欠けます。
VAIO S11側のCPUやメモリが足を引っ張っている可能性もありますが、AKiTiO NodeのPCI Expressスロットが4レーン動作であることも影響しているかもしれません。
レースゲームやFPSなどのジャンルでは、フルHD解像度で60fps以上の安定動作を目指して設定した方が良さそうです。

ということで、VAIO S11本体のオンボードグラフィック機能と比較して、かなりの性能向上が確認できました!
外では軽いノートPCを持ち運んで、家に帰って高性能グラフィックボードに繋げば快適ゲーミング、といった環境がAKiTiO Nodeで実現できそうです!

さて、次回はゲームに付き物(?)の裏技(またはウル技、秘技)について、こっそり検証してみる予定です。お楽しみに!

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