Thunderbolt-FireWireアダプタ 使ってみた

MacBook Pro Retinaと同時に発表されたAppleのThunderbolt – FireWireアダプタの動作検証をしてみました。

USB3.0を搭載したMacBook Proでの検証です。

現状Thunderboltストレージ製品まだまだ出揃ってはいない・・・そこで登場したのがThunderboltポートをFireWireポートに変換するアダプタです。

装着してみるとこんな感じです。

奥がFireWire800ポート、手前がThunderbolt – FireWireアダプタです。

単体だとこんな感じです。

多少コネクタがかさばりますがThunderboltを無駄に空けとくよりは実用ですね。

システムプロファイラを確認するとFIreWire端子のツリーが二つになっています。

上段のツリーが通常のFIreWire800端子、下段のツリーがThunderbolt – FireWireアダプタです。

写真ではRebDrive FireWire 800を接続中です。

弊社取扱いのストレージシリーズ、RebDrive FireWIre 800、RebDrive RAID、FireRACK eSATA/USB/FireWire、FireRACK RAID 2Bayを接続し、検証したところ通常のFIreWire端子と同じように動作することを確認しました。

OSの起動ディスクとして使用も問題ありませんでした。

FIreWire800を搭載していないAirやRetinaでのFireWireストレージ製品を使用してのデータ保存やTime Machineの使用も問題ないかもしれません。

最後にMac用のベンチマークソフトxBenchを使ってのストレージスピードテストはこんな感じです。

RebDrive FireWire 800にHGSTのハードディスクHTS727575A9E364を搭載しています。

見事に誤差の範囲でFireWire800の性能となっているようです。

こちらは通常のFireWIre800ポート接続

こちらはThunderbolt – FireWIreアダプタ経由

Disk Test 49.70

Sequential 76.61

Uncached Write 83.15 51.05 MB/sec [4K blocks]

Uncached Write 87.44 49.47 MB/sec [256K blocks]

Uncached Read 46.33 13.56 MB/sec [4K blocks]

Uncached Read 139.53 70.13 MB/sec [256K blocks]

Random 36.78

Uncached Write 12.56 1.33 MB/sec [4K blocks]

Uncached Write 89.44 28.63 MB/sec [256K blocks]

Uncached Read 90.60 0.64 MB/sec [4K blocks]

Uncached Read 144.13 26.75 MB/sec [256K blocks]

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