コンパクトなボディにCFast 2.0 メモリーカードリーダーとUHS-Ⅱ対応SDカードスロットが搭載された『Wise CSD2 コンボカードリーダー』の取り扱いを開始致しました！
今回のブログではこのWise CSD2 コンボカードリーダーのご紹介をさせて頂きます。
UHS-Ⅱとは？？
これまで販売をしておりました『Wise CFast 2.0 カードリーダー』はワンスロットのCFast 2.0 カードリーダーでしたが、今回発売となります『Wise CSD2 コンボカードリーダー』ではUHS-Ⅱ対応SDカードスロットが追加されました。
UHS-Ⅱとはどのような規格なのか調べてみました。
- UHSはUltra High Speedの略
- UHS-IIの最大転送速度は312MB/s
- スロットのピンが増えておりスピードを出すには対応機種が必要、SDカードスロットの互換性はあり
といった特徴があります。次世代の高速SDカードだよ！でもスピードを出したければ対応機種が必要だよ！ということですね。
理論値とはいえ312MB/sというスピードは一昔前のSSDほどのスピードです。コンパクトなSDカードも大変高速な時代となりましたね。
Wise CSD2 コンボカードリーダーの各部を見ていきましょう
Wise CSD2 コンボカードリーダーは軽量なアルミニウムの素材となっております。軽量ながらも剛性感はしっかりあり、そのままカバンに放り込んでも問題なさそうな質感となっております（カバンに入れる際はUSB3.0ケーブルは抜いて下さいね）。
端子はMicro BのUSB3.0端子、もちろんバスパワー動作ですのでパソコンにUSB3.0ケーブルで接続すればすぐに動作します。
Wiseのカードリーダーの特徴として「ライトプロテクト」という機能があります。
これは、パソコンと接続する前にオンの状態にしておくと、パソコンからカードリーダーに搭載したメモリーカードへの書き込みをできなくするという機能です。
撮影中などメモリーカードの容量が大きく、バックアップの時間がない状態でパソコンと接続してデータを確認する場合など、万が一パソコンを誤操作してデータを消してしまう、ファイルを移動してしまうなどの事故を防ぐことができます。ただし、Wise CSD2 コンボカードリーダーではCFast 2.0 メモリーカードへの書き込みのみロックする仕様となっておりますのでその点ご注意下さい。
このようにUHS-ⅡのSDカードとCFast 2.0 メモリーカードを挿した状態でパソコンと接続した場合は2枚のカードを同時に認識可能です。
双方のスロットでデータのやりとりも可能となっております。
ベンチマークを取ってみました
まずはmacOSから。
MacBook Pro 13インチモデル（Late 2016）
OS:macOS:Sierra 10.12.5
CPU:Core i5 2.9GHz
メモリ:8GB
CFast 2.0カード:Wise CFast 2..o メモリーカード512GB
UHS-Ⅱ メモリーカード:Wise UHS-Ⅱ SDXC Memory Card（国内未取り扱い）
CFast 2.0 ベンチマーク
UHS-Ⅱ メモリーカード ベンチマーク
続いてWindows PCでの結果です。
OS:Windows 10 Home
マザーボード:GIGABYTE GA-Z170X-UD5 TH
CPU:Intel Core i5-6400 2.70GHz
メモリ:16GB
CFast 2.0 ベンチマーク
UHS-Ⅱ メモリーカード ベンチマーク
CFast 2.0ではMac、Windowsともに読み書き300MB/sほどのスピードとなっており十分なスピードがでていますね！
UHS-Ⅱ メモリーカードのWise UHS-Ⅱ SDXC Memory Cardは公称スペックが読み込み285MB/s、書き込み250MB/sとなっており、こちらもメモリーカードのスペックを引き出せている結果と言えそうです。
好評発売中です！
新しく発売となりましたBlackmagic Pocket Cinema Camera 4KのようなUHS-Ⅱ メモリーカードとCFast 2.0メモリカードを同時に使用可能なカメラにはぴったりですね！
カメラの4k化に伴い今後使用することが多くなっていくと間違いなしのUHS-Ⅱ メモリーカードとCFast 2.0メモリカードを同時に使用できるカードリーダーとなっております。
あっ！こんなのあったんだ！とぜひお手に取っていただきたい商品となっております！