Nicos Argillet
ディレクター/シネマトグラファー

パリとレイキャビクを拠点とするフリーランス監督および撮影監督のNicos Argilletは、物語を伝える必要性と、彼の言葉を借りれば、現実世界を映画のように素晴らしく見せたい、という思いを原動力に活動しています。
過去10年間、彼はヨーロッパ、アジア、アフリカ、太平洋そして南北アメリカで活動し、ARTE、CANAL +、FRANCE 2、FRANCE 5、M6およびTF1といったフランスのテレビ局のために12以上の長編ドキュメンタリーを監督しました。
彼は1年間のほとんどの時間を海外で、グリーンランドの氷山からアマゾンの森林に至るまで、あらゆる種類の環境での撮影に費やしています。
彼の2018年の特徴的な最新作「CIRQUE HORS-PISTE」は、フランスの業界の有力な専門家によって授与されるLauriers de la Radio et de la Télévisionの最優秀文化ドキュメンタリー賞を受賞しました。

“品質と信頼性の双方について、Wise製品に感銘を受けた.” – Nicos Argillet

使用機材
メモリーカード
Wise CFast 2.0 メモリーカード
カメラ
・キヤノン EOS C200

撮影コーデック
・4K RAW

2018年2月、Nicosはフランスおよびドイツ向け公共放送局ARTEの「Adventurers & Photographers(冒険と写真家)」と題されたドキュメンタリー番組を撮影するため、新たな冒険を開始した。
彼は、彼の撮影パートナーであるChristophe Ratierが20年前に出会った民族たちのもとへ向かった。アフリカ最後の狩猟採集民族の一つである、エヤシ湖のハッザ族と、「神の山」オルドイニョ・レンガイ火山のふもとに住む、キソンゴ一族のマサイ族である。
Nicosはメインカメラとして、キヤノン EOS C200を選択し、Wise CFast 2.0カードを使ってシネマティック 4K RAW撮影を行った。
「どんな機材も面倒や心配事の原因になってはいけない。機材について私が言える最大の褒め言葉は、聞き慣れた言い回しだけど、それがちゃんと動くってことさ」

常に難しい撮影環境にあるNicosは、録画時間に特に気を配っている。
「私は常に、(カードの)再フォーマットのために進行が途切れることがないよう、撮影に足りる量のカードを持つようにしている。2日とか、20日間連続の撮影シナリオになることもあるからね。それだけたくさんのカードを持っていくことになるから、大容量なのが望ましい。512GB CFast 2.0カードの6枚セットがあるから、仕事ができる」

記録メディアについて、彼がその重要性を過小評価することはない。
「記録メディアは機材の中でもっとも重要なものかもしれない。過去にテープを扱っていた頃は現場でバックアップなんて取れなくて、壊れ物のようだった。そして、それがどんな数量だとしても、撮影に必要なだけのテープを運ばなくちゃいけなかった。
今現在、私たちはとても小さくて軽量なカードを使っていると、その中には仕事を達成するために必要な、我々が撮影のために多くのエネルギーを費やした、持ち返るべきデータが入っているということを忘れそうになる。だから私は、自分が100%信頼した記録メディアだけを使っている。どんなカメラシステムを運用すると決めた場合でも常に、信頼性のある記録メディアにたっぷりと予算をかけるよ」

関連リンク: The Nicos Argillet website 

本記事は、 Wise Advanced社 Webサイトからの翻訳です。
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Photos & Movie © Nicos Argillet