Wiseブランド初のCFexpress 4.0 Type A規格に準拠したメモリーカード「Wise CFexpress 4.0 Type A カード」と、USB4対応のCFexpress Type Aカードリーダー「Wise CFexpress 4.0 Type Aカードリーダー RD-40CXA」が2024年9月XX日に発売となります。

「Wise CFexpress 4.0 Type A カード」は、高品質な写真と映像を記録するために設計されたCFexpress 4.0 Type A規格準拠のメモリカードです。
CFexpress Type AカードはWiseブランドでこれまで発売されたType Bカードより小さいサイズのカードで、現在のところソニー製のデジタル一眼カメラやプロフェッショナルカムコーダーで採用されています。
「Wise CFexpress 4.0 Type A カード」はデータ転送値が最大1865MB/s、動画撮影時の最低持続書き込み速度が400MB/s以上であることを表す「VPG400」にも対応し、ソニー製ハイエンドカメラの機能と性能を余さず活かすことのできるメモリーカード製品です。
メーカーによって、α1やα9 III、FX30、FX3など、CFexpress Type Aに対応したすべてのソニー製カメラで動作確認済みです。

また「Wise CFexpress 4.0 Type Aカードリーダー RD-40CXA」はUSB4の高速転送に対応したCFexpress Type Aカード専用のリーダー/ライターです。
USB4対応のパソコンに接続すれば、CFexpress Type Aカードの帯域をフルに使って高速にデータを取り込むことができ、ワークフローの時間短縮に大きく貢献します。

「Wise CFexpress 4.0 Type A カード」と「Wise CFexpress 4.0 Type Aカードリーダー RD-40CXA」のいいところ

CFexpress Type Aカードは前述のとおり、ソニーのハイエンドカメラに採用されており、SDカードでは収録できない高解像度・高フレームレートのスロー&クイックモーション動画や高速連写を収録できるメモリーカードです。

左がWise CFexpress 4.0 Type A カード、右が比較用のSDカードです。

CFexpress Type AカードカードサイズがSDカードよりも小さく、しかしデータ転送スピードはSDカードの6倍以上と圧倒的な高性能です。

これまでアミュレットではWiseブランドのCFexpress Type Bカード製品を取り扱っていますが、従来製品はその性能および信頼性について、スポーツやドキュメンタリーなどの厳しい環境で撮影を行うプロフェッショナルユーザーなどから高い評価を得ています。

右がWiseのCFexpress Type Bカード。カードサイズが大きい分、スピードや容量でType Aカードを上回りますが、対応するカメラが異なります。

「Wise CFexpress 4.0 Type A カード」(以下、「本製品」と表記します)はその実績をもとに開発された、Wiseブランド初のCFexpress 4.0 Type A規格対応高速メモリーカード製品です。
本製品は動画撮影時の最低保証速度が400MB/sであること表す「VPG400」にも対応しています。現在市場に存在する他のCFexpress Type AカードはVGP200対応のものがほとんどですが、メーカーであるWise Advanced社は将来を見据えてより高性能のカードを市場に投入しました。

また「Wise CFexpress 4.0 Type Aカードリーダー RD-40CXA」はUSB4に対応したCFexpress Type A専用のカードリーダーです。USB4対応ポートを搭載したパソコンに接続すれば、CFexpressカードの転送速度をほぼそのまま活かして高速にカメラのデータを取り込むことができます。

Wise CFexpress 4.0 Type A カードをカードリーダーに差し込んだ状態。押し込むとカードがロックされて、もう一度押し込むと取り出せます。

各種パソコンでカードリーダーのベンチマーク速度をチェック!

今回は複数のパソコンでWise CFexpress 4.0 Type A カード 256GBWise CFexpress 4.0 Type Aカードリーダー RD-40CXAを使ってベンチマークテストを行いました。
まずはUSB4に対応したMacBook Pro (13-inch, M2, 2022)での結果です。

こちらはUSB4の高速転送(40Gb/s)によって、Wise CFexpress 4.0 Type A カードのカタログ値(リード最大 1865MB/s、ライト最大 1750MB/s)にかなり近い数値となりました!
この速さなら、最速3分弱で256GBカードの全容量をパソコンに取り込むことができますね!

次に、USB4には対応していない、インテルプロセッサ搭載MacBook Pro (15-inch, 2018)のThunderbolt 3ポートに接続した場合です。

こちらではカードリーダーがUSBデバイスではなくThunderboltデバイスとして認識され、速度的にはUSB4とほぼ同じ結果となりました。
なおインテルプロセッサ搭載MacBook Proのこれよりも古い機種(MacBook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 ports))でも検証したことろ、こちらは最大転送速度が1200MB/s前後までとなりました。Thundetbolt接続の場合はパソコン本体側の世代によって速度に影響があるようです。

最後にWindowsパソコンでの検証結果です。今回はThunderbolt 4/USB4に対応したLenovo ThinkPad T14 Gen4(Windows 11)を使用しました。

こちらはUSB4ネイティブで接続され、速度もMacBook ProでUSB4接続した場合とほぼ同等となっています。
ただし、Thunderbolt 3に対応した他のパソコン(HP Spectre x360 13、Windows 10)では、Thunderbolt 3デバイスとしては認識されず、USBデバイスとして接続されました。この場合、速度も最大600MB/s前後とUSB 3.2 Gen 2相当です。
Windowsの場合もやはり、パソコンの世代によって対応する接続方式や速度に影響があるようです。

SDカードでは不可能な高解像動画撮影・高速連写を実現したハイエンド向けCFexpress Type Aカード+パソコンへの取り込みを最速で実現するUSB4カードリーダー

ここまでカードの読み書き性能についてご紹介してきましたが、現時点でCFexpress 4.0の転送速度に対応したType-Aカメラは市場に存在していません。現行カメラでは、本製品はCFexpress 2.0 Type A互換の速度で動作します。このため、本製品の撮影時の性能がフルに発揮できるのは次世代カメラの発売まで待つ必要があります。
しかしこれは逆に言えば、Wise CFexpress 4.0 Type A カードが将来に向けて安心できる性能を備えた製品であるということでもありますね!
現時点でも、USB4対応のカードリーダーと組み合わせることで、撮影後のデータ取り込み時間を大幅に短縮できる点は大きなメリットです!
メモリーカードの性能を気にせずカメラの性能をフルに使って撮影したい、そして大容量データの取り込み時間を速くしたい、といったソニー製CFexpress Type A対応カメラをお使いの方にはとてもおすすめできる製品です!

以上、「Wise CFexpress 4.0 Type A カード」「Wise CFexpress 4.0 Type Aカードリーダー RD-40CXA」のご紹介でした!
両製品は2024年9月XX日発売予定です!

Wise CFexpress 4.0 Type A カード 256GB ¥39,500(税込)

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Wise CFexpress 4.0 Type Aカードリーダー RD-40CXA ¥18,300(税込)

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Wise CFexpress 4.0 Type A カード 512GB ¥64,200(税込)

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Wise CFexpress 4.0 Type A カード 1TB ¥97,600(税込)

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※Wise CFexpress 4.0 Type A カードの1TBおよび512GBについては海外からのお取り寄せのため、当社直営店舗およびオンラインショッピングでの販売と流通出荷のみの対応となります。