Thunderbolt 3対応ポータブルSSD「Archgon X70 II」販売開始しました

データを高速に読み出し・保存ができ、かつ持ち運びに便利な外付けポータブルSSDとして「Archgon X70 II」を12月17日より販売開始いたしました。

「Archgon X70 II」は480GB/960GBの大容量の２タイプがあり、コンパクトかつ軽量、静音、動作中の衝撃にも強いといったSSDの特徴はそのままに、インターフェースに高速なThunderbolt 3を採用しています。このため４K動画データなどサイズの大きなデータなどを高速に読み込み・保存するだけでなく、手軽にデータの持ち運びを可能とするポータブルSSDです。

今回は、発売開始となった Archgon X70 II をご紹介いたします。

Archgon X70 II の特徴

・ポータブルボディに高速インタフェース搭載
本体は非常にコンパクトなサイズ（105mm×60mm×18mm）ですから手軽に持ち運びできるポータブルSSDです。インターフェースにThunderbolt 3を採用し高速データ転送（理論値：40Gbps）を実現しました。容量は480GBと960GBの２タイプがあります。

・バスパワー給電動作
Thunderbolt 3ポートからのバスパワー給電により動作するため、ACアダプタは必要ありません。

・放熱性に優れたアルミ製筐体
アルミ製の筐体は、サイド部分にフィン構造を採用し放熱性を高めています。さらに、ボディをガードするためのラバーバンドを搭載し、気軽に持ち運びできます。

・本体を保護するケース付き
カバンなど入れて持ち運ぶ際に、他の物にぶつかって傷ついたり、傷つけないよう、写真のような保護ケースが付属しています。

・macOS用フォーマット（Mac OS拡張フォーマット）済み
macOS用にMac OS拡張フォーマット形式でフォーマット済みですから、すぐにお使いいただけます。さらにmacOS起動ディスク（＊）としてもご利用いただけますから、SSDの高速ランダムアクセス性能を活かして、快適な外付けシステム環境を構築できます。もちろん、macOSの標準バックアップソフトであるTime Machineにも対応しています。
また、Macだけでなく、再フォーマットを行うことで、Thunderbolt 3ポートを持つWindowsパソコンでも利用可能です。

※macOS起動ディスクとしてOSをインストールする場合、動作環境によってはAPFSファーマットに再フォーマットしていただく必要がある場合があります。

Archgon X70 II のベンチマーク計測（Mac編）

つづいて、Archgon X70 IIをThunderbolt 3 ポートを持つパソコンに接続させてベンチマーク計測を実施してみました。その結果をご報告します。

計測に利用したMacは、MacBook Pro（13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports）の intel Core i5 2.9GHzモデル、OSはmacOS 10.15.2、ベンチマークソフトは、「AJA System Test Lite 12.4.3」です。

読取2400MB/s強、書込1700MB/s弱と計測されました。Macbook Pro 2016本体の内蔵SSDを同じ条件で計測してみると

と計測されました。Archgon X70 II が書込が若干速く、読込みがやや遅いという結果です。トータルとしては性能的にほとんど変わらない高性能なSSDと言えるでしょう。

Archgon X70 IIは起動ディスクとしても利用できますので、本体とは別のmacOSバージョンをインストールして利用するなど様々な活用が期待できます。

Archgon X70 II のベンチマーク計測（Windows編）

Macに続いてWindowsパソコンでもベンチマーク計測を実施してみました。

Windowsパソコンは HP Spectre x360 13（intel Core i5 /メモリ：8GB)
Thunderbolt 3 ポートが搭載されたWindowsノートパソコンです。

ベンチマークソフトは「CrystalDiskMark 7.0.0」です。

読み込み2680MB/s、書き込みともに1850MB/s程度とMacBook Proのベンチマークテスト以上の計測結果を得られることができました。

＊Windows 10 バージョン 1809以降では、デバイスマネージャのPCIe SSDのプロパティのタグ「ポリシー」で、デフォルトで書き込みキャッシュが無効になっています。無効のままですと本SSDの本来の性能が得られません。下図のように「高パフォーマンス」と「デバイスの書き込みキャッシュを有効にする」をオンにしてください。

Archgon X70 II は色々なシーンでご利用いただけます

４Kビデオデータをはじめ音楽、写真といったデータは大きなサイズになりがちです。外出先から自宅へ持ち帰る、あるいはビジネス拠点間でのデータ交換といった際、Archgon X70 IIならばコンパクトな大きさかつ高速データ転送である特徴を活かして、簡単にデータの持ち運びを可能とします。それだけでなくmacOSの外付け起動ディスクなど様々な用途での利用も可能でので、プライベートでもビジネスでも様々なシーンで活躍することができるでしょう。ぜひ、お手元に１台、いかがでしょうか。

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