Pogoplug & Rebdrive

前回まで2回に渡ってお伝えしている、外付けHDDケース RebDrive USB3.0とクラウド対応NAS製品「pogoplug」の検証レポート、今回は外部ネットワークからのアクセスについていろいろ試してみました!

まずは自宅のPCに、前回までのテストと同様にWindows用のローカルアクセス用のドライバーと専用ブラウザをインストール。
やはりネットワークを経由するため、アクセス速度は回線の性能や状態に依存します。
参考として、光回線経由でローカルドライブ扱いのpogoplugに接続されたRebDriveからファイルをコピーすると、このくらいの表示になりました。
 外部ネットからコピー中
スピードはネットワーク経由で相応な数値ですが、やはりクラウド上のドライブをローカルドライブと同じ感覚で使えるのはとても便利で快適です。ファイルサイズが小さめの文書や画像であれば、自宅でもオフィスでも気にせずにアクセスできると思います。
ネットワーク経由で参照できる、となると他の人に勝手に見られたりしないか心配になりますが、pogoplugは公式サービスへアカウント(メールアドレス)とパスワードを登録することで、ユーザー毎に権限が管理されています。パスワードの管理さえしっかり行えば、不正アクセスを心配する必要はあまり無いでしょう。
逆に、自分のクラウドドライブの中にあるデータを、他の人に見てもらいたい場合には、相手に“ご招待メール”を出してアカウントを作ってもらい、一時的にアクセスを許可することもできます。
仕事でちょっと共有したいデータなどがある場合、この機能はとても便利だと思います。

さて次に、iOS(iPhone/iPod)とAndroid用の各アプリもインストールして使ってみました。
こちらがiOS版の画面
そしてこちらがAndroid版の画面です。

どちらも見た目や操作感はほぼ同じです。
モバイルアプリの機能はPC用の専用ブラウザに近い感じで、最初のメニューから、データの種別ごとに参照するファイルを選択できます。
映像や画像は、以前にもご紹介した「最適化」の機能でストリーミング表示が可能ですが、データが軽い分、画質は荒くなります。
スマートフォンの回線状態が良ければ、音楽や映像をストリーミングで再生し続けられるため、クラウド上にあるスマートホンをはるかに超える大容量のデータを快適に楽しめそうです。

ファイルのアップロードについては、iOS用アプリの場合、アップロードできるのは写真とビデオのみのようです。
一方Android版では、任意のファイルのアップロードと新規フォルダの作成が可能でした。
このあたりは各OSのポリシーの違いが影響していると思いますが、正直なところ、やはり機能は多い方が便利だと感じました。
ちょっと便利なこととして、PDFファイルも開けるので、手持ちのいろいろな機器の説明書などをメーカーのホームページからダウンロードしてクラウドドライブに置いておくと、困ったときにすぐに参照できそうです。

さて最後に、Mac OS X環境での使い勝手も確認してみました。
店頭デモ機のMac miniに、あえて外部ネットワークとなるようにEMOBLEモデムを接続。
この状態で、社内ネットワークにあるpogoplug&RebDriveを参照してみます。
Mac OSでも、Windowsと同様にローカルアクセス用のドライバーと専用ブラウザが用意されています。
EMOBILE経由だと、さすがに光回線よりちょっとレスポンスが悪かったですが、ファイルの読み書きは問題なくできました。
このような環境では、アップロードはローカルドライブ扱いで行って、データの参照は専用ブラウザから最適化された状態で見るのが快適だと思います。

店頭デモ
本日より、このpogoplugとRebDriveを使ったクラウドドライブ環境を店頭のデモ機でそのまま展示しております!
(おまけ(?)で、Mac miniに似合うコンパクトRAID「RebDrive RAID」も展示しています)

年内の営業は本日12月30日で終了ですが、新年は1月4日から営業しておりますので、是非ご来店ください!

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