脳画像解析特化Linux であるLin4Neuro。
例年、Lin4Neuro開発者の根本清貴先生などが手掛ける「ABiS脳画像解析チュートリアル」というワークショップが開催されています。

【参考】ABiS脳画像解析チュートリアル  ー ABiS 拡散MRI解析支援拠点

弊社のLin4Neuro搭載製品の栄えある第1号ユーザーのリハビリテーション科医・小山哲男先生(兵庫医科大学)も、ほぼ毎年このワークショップに参加されているそうです。このたび小山先生からワークショップのご感想を共有して頂きました。
小山先生と根本先生のご許可をいただきましたので、本ブログにて紹介させていただきます。

先日のABiSチュートリアル、以下は当方の謝意です。

ABiSチュートリアルには、コロナ禍を機会に完全オンライン化されて以来、ほぼ毎回参加しています。
最初に参加したとき、DTI解析の前処理の最新情報に触れることができました。

それ以前に当方、DTI-FA map を非線形変換FNIRTで標準脳地図に載せる程度のことはできていました(2009年頃から取り組んできた)。
fslmaths で標準脳segmentationを領域ごとに切り分け、0/1マスク化して、 DTI-FA画像に掛け合わせて、fslstats -M でFA値を取り出す程度をしていまし た。
当時の脳卒中リハビリ医療界に、そこまで自動化された手法はなかったです。

コツコツと論文を積み上げ、そこそこ成果を上げていました。
ところがABiS初回参加で、当方の手法が既に古くなっていること(前処理が eddy_correctのみ)に気がつきました。
適切なアップデートができていなかった自身に気がつき、衝撃を受けました。

それ以来、情報や手法のアップデートを心がけております。
そんな中、DTI解析の新しい手法として出会ったのが今日ご紹介のあった XTRACTです。
2022年頃、その当時最新であった「MacStudio M1MAX」のCPUを使っても、画像処理には20時間程度を要しました。

GPUを使えばその処理時間を20分の1ほどに短縮できること、論文で知りました。
しかし当方、そこまでコンピュータに詳しくありません。
そんなときにLin4Neuro 搭載製品がBTOにて販売されると聞きました。

すでに紹介しましたとおり、GPUによる高速化の恩恵がもっとも大きいのがDTIのトラクトグラフィー解析です。
「これは根本先生とアミュレット社が、私のために開発してくれたもの!」と喜んでいま す。

当方の周囲ですでに数台以上、アミュレットのLin4Neuroプリインストール製品によるトラクトグラフィー解析が始まっています。
神経リハビリに取り組む医師や療法士が中心です。
今回チュートリアルでも取り上げられたのを機会に、もっと利用が広がればと考えいます。

謝意をお伝えしたく思います。ありがとうございます。

このような大変丁寧で率直なご感想をお寄せいただき、誠にありがとうございます!
長年にわたりDTI解析に取り組まれてきた小山先生のご経験から、「アップデートの重要性」や「計算環境が研究・臨床にもたらす変化」が、実感を伴って語られていることが印象的でした。
医学やリハビリテーション分野の発展に向けた取り組みの中で、弊社製品を選択肢のひとつとしてご活用いただけていることを、大変光栄に思います。
日々研究や臨床に向き合われている皆さまの取り組みの中で、弊社製品がそっとお役に立てているのであれば、これ以上うれしいことはありません。
小山先生、改めてありがとうございました!

本製品の導入をご検討の方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。

なお、小型デスクトップタイプは筐体の入手が難しくなっており、本日時点での在庫は5台となっております。こちらもお気軽にお問い合わせください。