凸凹(rugged)形状で過酷な環境下でも能力を発揮!

POWERSTEP RUGGED設置環境が過酷な状況でのシステム構築では、データセンターなどにサーバを設置する場合とは異なる様々な基準が求められることがしばしばあります。例えば屋外に近い環境では温度をコントロールすることが難しいため、ハードウェア本体をはじめ、ストレージやメモリ、電源なども広い温度に対応できることが必要です。

アミュレットでは、そんな過酷な環境に耐えられるハードウェア POWERSTEP RUGGED を近日発売予定です。今回はそのハードウェアの特徴と使い勝手をご紹介します!

ハードウェア概観

まず概観から見て行きましょう。筐体の大きさは大体A4サイズくらいでしょうか、高さは約8cmです。お弁当箱ならちょっと大食いサイズですね(笑)

正面

背面

RUGGEDという製品名は英語で「でこぼこの」という意味の”rugged”から取っています。この大きさで2.5インチストレージを2基搭載できるのは珍しいのですが、凸凹構造が筐体の表面積を大きくし、放熱効率のアップに役立っています。

インターフェースはこちらをご覧ください。(画像を拡大できます)

製品仕様

注目すべき点としては、合計9つのGigabit Ethernetポートと2つの2.5インチストレージアレイです。このクラスの大きさでは実現が難しい前面簡易交換機構を備えています。これによって、ストレージの冗長化が可能になり、停止しにくく復旧し易いシステムを実現しました。アレイには鍵をかけることで、ストレージを安全に格納できます。

また、工場などの工業的用途での使用も考慮されており、本体と電源プラグが簡単に外れない設計になっています。

仮想化対応で旧システムからの移行も可能

CPUが仮想化に対応しているため、旧システムが稼働している老朽化ハードウェアの更新にも活用できます。演算処理がさらに必要な場合は、CPUをより高性能なCore i5, Core i7にアップグレード可能です。

弊社では仮想化ソリューションも提供しています。導入事例はこちらをご覧ください。

オフィスでルータやファイアーウォールとしても

ファンレスのため、一般的なデスクトップやサーバのように「ゴー」という音が全くありません。ストレージもSSDを標準で搭載しているため、機械稼動部はありません。
稼動音がなくNICが9つあるので、 オフィスでルータやファイアーウォールとしても使えますね。弊社では今後ボンディングの実験を予定しています。

今回発売に先駆けて、弊社店頭にて11/17(月)〜11/28までの期間限定で実機を展示します。
普通のサーバには無い特殊な環境での使用に適応したハードウェアをお探しの方は、この機会に是非ご覧ください。