ご好評を頂いておりますRAID機能搭載、最大4台のハードディスクを使用可能なハードディスクケースFireRACK RAID 4Bay USB3.0及びFireRACK RAID 4Bayに新たに24TBセットが加わります!

FireRACK RAID 4Bay USB3.0 24TBセット、FireRACK RAID 4Bay 24TBセットでは6TBハードディスクを4本搭載し、RAID 0、SPANでは最大容量の24TBとして使用可能、データの堅牢性とアクセススピードを両立できるRAID 5及びRAID 1+0ではそれぞれ18TB、12TBと大容量とデータの冗長性を兼ね備えた運用が可能となっております。

高画質のビデオデータの保存、蓄積されるMacのTime Machineデータバックアップ、Windowsバックアップなど現代のデータ事情にRAIDモードで堅牢なデータ保護をしながら一極集中でFireRACK RAID 4Bay 24TBセットにデータの保存ができます。

また、RAIDを使わなくともRAIDモードをJBODに設定することにより6TBx4のハードディスクとして使用可能です。
外付けハードディスクを複数用意してデータ保存していた、という方にもFireRACK一つで4つのハードディスクとして使用できますのでデスク周り、電源周りがすっきりと片付きます!

※Mac Time MachineとWindowsバックアップの同時使用はできませんのでご注意下さい。
それぞれのOSにあったパーティション形式でフォーマットが必要です。

今回のブログではRAIDのRAIDモードってなに?という疑問にお答えするということで、FireRACK RAID 4Bayで設定可能なRAIDモードのご紹介をさせて頂きます。

○RAIDとは?
RAIDとは複数のハードディスクを一つのディスクと見なし、データ書き込みを分散してアクセス速度の向上や、同じデータを複数のディスクに同時に書込みデータの冗長性を計ろうという機能です。
特にRAID 1 ミラーリングのようなRAIDモードでは日常の使用で特に意識することなく常にバックアップを取っている状態になりますので、大事なデータの保管では有効な手段となります。

用意するハードディスクの本数によって後述する使用できるRAIDモードが異なります。
また、RAIDに対応したハードディスクケースが必要となります。

Mac OSではOSでRAIDの設定ができ、複数のハードディスクをUSBやFireWire接続すればRAID構築可能です。

しかし、ばらばらのハードディスクでRAIDを構成すると少し問題が起きます。複数の「ハードディスクで一つのディスク 」と見なしますので、一つ接続をしていなかった!ということが起きますとトラブルへとつながります。
そこでFireRACK RAIDシリーズのように複数のハードディスクが搭載できるRAID対応ハードディスクケースが必要となってきます。

なお、FireRACKにはRAID MASTERというMac/Windows両対応のRAID構築用のアプリケーションが付属しております。
こちらのアプリケーションを使いRAID構成を4Bayモデルで7つのモードから設定可能です。

○RAIDモードについて
ここからは どういう場面でどういうRAIDモードが有効なのか?FireRACK RAIDで構成可能なRAIDモードでご説明をしていきたいと思います。

・RAID 0

RAID 0はストライピングモードと呼ばれるRAIDモードです。
複数のハードディスクを1つのディスクと見なし、データの書き込みを分散することができます。
一つのハードディスクに書き込みが集中するのと違い、例えば4つのハードディスクでRAID 0を組んだ場合、書き込み先が4つに分散されるためアクセス速度が向上します。

また、複数のディスクを一つとして使用できますので、例えば6TBのハードディスクを4つ搭載したRAIDシステムであれば単純計算の24TBディスクとして使用できます。

RAID 0は複数のディスクに分散してデータを保存して行くため、万が一、一つでもハードディスクに不具合が発生した場合、データの読み出しができなくなってしまう点に注意が必要です。

・RAID 1RAID 1はミラーリングと呼ばれるRAIDモードです。
2つのハードディスクを1つのディスクとして使用します。
2つのディスクには常に同じデータ内容が書き込まれ、RAID 1をバックアプディスクとして使用している場合、2つのバックアップハードディスクを用意していることになります。
そのため万が一、一つのハードディスクに不具合が生じてももう一つのハードディスクはデータの確保ができ、そして、そのハードディスクはそのまま使用することができデータの冗長化が計れます。

RAID 1での容量は2つのハードディスクでも一つ分となり、例えば6TBx2で構成しても12TBではなく6TBとして構成されます。

RAID 1では二つ一組でRAIDを構築しますので、4つのハードディスクを搭載可能なFireRACK RAID 4Bayでは二組のRAID 1ディスクを構成することが可能です。

・SPANSPANはスパニングと呼ばれるRAIDモードです。
別名ラージとも呼ばれ、複数のディスクを一つのディスクとして設定します。
RAID 0と違いデータ分散はされず一つ目のディスクから順にデータが書込まれます。データの分散がなくアクセス速度の向上はないため容量重視向けのモードとなります。

容量は6TBx4の構成であれば24TBとして構成されます。

・CLONE

CLONE(クローン)はRAID 1と同じく複数のディスクに同じデータを書き込み、データの冗長化を計るRAIDモードとなります。RAID 1と違いは、任意の本数のディスクを選択し構成できますので、3本、4本で組めばRAID 1よりもさらに安全性が高まります

容量もRAID 1と同じくディスク一本の容量となり、例えば6TB×3の構成でも6TBとなります。
また、4TBx1、6TBx2で計3本というような構成で組んだ場合、最小のハードディスクに合わせ、4TBのディスクとして構成されます。6TBの残りの2TBは使用できません。

・RAID 5

RAID 5 は3台以上のディスクで構成され、通常のデータと合わせてデータ復旧用のパリティ(誤り訂正符 号データ)を記録するモードです。
RAID を構成するハードディスクが1台故障した場合でも、このパリティを利用してデータを復旧することが 可能となります。

RAID 5は、高速化、大容量化、データの冗長化全てが計れバランスの良いRAIDモードとなります。

容量は構成したディスクから一本分の容量を差し引いた容量となります。6TBx4で構成した場合は18TBとなります。

・RAID 1+0

RAID 1+0はそのモード名が示すように、RAID 1 ミラーリングの構成を2つでストライピングを組みます。
RAID 1+0 では4台のハードディスクドライブで構成され、このうち1台のディスクが故障しても、データを 失わずに残りのディスクをそのまま使い続けることができます。

RAID 0のアクセス向上、RAID 1の冗長性の二つを合わせもったRAIDモードとなります。

容量は6TBx4での構成の場合、RAID 1による6TBx2となり、12TBとなります。

・JBOD
JBODは搭載されたハードディスクを個別に使うモードとなり、6TBx4を搭載している場合はそのまま6TBx4として使用できます。

以上7種がFireRACK RAID 4Bayで設定できるRAIDモードとなります。

FireRACK RAID 4Bay 24TBセットであればパフォーマンスと冗長性の高いRAID 5では18TB、RAID 1+0でも12TB使用できます。
複数のハードディスクもしくは複数のシステムのバックアップとして使用でき、企業内、学校、複数のパソコンがある家庭内など、グループ単位でのバックアップシステムとしてご利用頂けます。

FireRACK RAID 4Bay 24TBセットではFireWire 800モデル、USB3.0両モデルをご用意しました。
また、6TBを2本搭載したFireRACK RAID 2Bay、6TBを1本搭載したFireRACK Tripleも同時発売致します。

FireRACK RAID 4Bay USB3.0 24TBセット
アミュレット通販/Amzon ¥285,000

FireRACK RAID 4Bay 24TBセット
アミュレット通販/Amzon ¥289,000

FireRACK RAID 2Bay 12TBセット
アミュレット通販/Amzon ¥140,000

FireRACK Triple 6TBセット
アミュレット通販/Amzon ¥75,000