OWCブランドから、Thunderbolt 5対応の高速ポータブルSSD「OWC Envoy Ultra」が2025年4月4日に発売となります。
この製品はThunderbolt 5対応によってアクセス速度がMacの内蔵SSDに迫る実測値6000MB/sを超と高速なので、データの保存やバックアップをストレスなく行うことができます。
小型軽量なアルミ製ボディ防塵・防水仕様で耐久性にも優れ、場所や環境を選ばずに使えるポータブルストレージです。
今回はこの新製品について、従来のThunderbolt 3対応SSDとの違いやベンチマーク結果についてご紹介したいと思います。

OWC Envoy Ultra の概要

OWC Envoy Ultra(以下、「本製品」と表記します)は、Thunderbolt 5/4/3およびUSB4接続で外付けドライブとして利用できる高速ポータブルSSDです。
幅75mm x 奥行130mm x 厚さ20mm/重さ341gと軽量小型で持ち運びやすいサイズのアルミ製ボディは、防塵・防水仕様で耐久性にも優れ、場所や環境を選ばずにデータを保存・参照できます。
MacやWindowsパソコンだけでなくiPadやChromebookといったマルチOS/マルチデバイスに対応し、様々な用途でお使いいただけます。

それでは、本製品の外観や機能について写真を見ながら確認していきましょう。
フラットな本体上面に特に機能はなく、製品ロゴのみプリントされています。
大きさは6.5インチサイズのスマホを縦にちょっと短くして、厚みを増した感じです。重さは300グラムを超えているので少しずっしりとしていますね。

Thunderbolt 5ケーブルは直付け仕様となっています。ケーブル破損がちょっと心配になりますが、OWCのWebサイトによると、ユーザー側でケーブル部分を交換できる修理用パーツを将来的に提供する予定とのことです。アクセスLEDはOWC製品に多く見られる、底面実装です。ガラステーブルには反射して状態を確認できますが、木製のテーブルなどでは反射もないのでちょっと不便ですね。

同じOWCブランドのThunderbolt 3対応ポータブルSSD「OWC Envoy Pro FX」と比較してみました。
本製品が一回りほど大きいサイズ感になっています。

OWC Envoy Ultraのいいところ

次に本製品の特長について、いくつか挙げてみたいと思います。

Thunderbolt 5で超高速!
本製品の利点を挙げると、まずなによりも速度性能です!Thunderbolt 5接続時の6000MB/s超というスピードは、Macなどの内蔵SSDに迫る性能なので、動画などの大容量データをコピーして持ち出すことの多いユーザーなら、ワークフローの向上に最適です!

マルチOS/マルチデバイス対応
マルチOS/マルチデバイス対応である点も、本製品の特長のひとつです。
Mac/Windowsはもちろん、iPad ProやChromebookにも繋がるので、好きなモバイル機器をいっしょに持ち運んで使うことができます。
なおThunderbolt 3で接続できるのはMacだけなので、Windows PCやChromebookで使う場合はThunderbolt 5/4またはUSB4対応であることを確認してください。
また現時点でiPhoneやAndroidには対応していません。

防塵・防水仕様
先代に当たる上記「OWC Envoy Pro FX」は耐久性にすぐれたSSDでしたが、本製品もそれを引き継いで防塵・防水仕様となっています。
ただし「OWC Envoy Pro FX」とは若干グレードが違っており、本製品が準拠する「IP66」は「粉塵が内部に侵入せず、あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響を受けない」ことを表します。
アルミ製の筐体は放熱性にも優れているので、SSDの発熱による速度低下を抑えられます。
なお耐衝撃性については特にアナウンスされていないため、一般的なSSDと同程度と思われます。

安心の5年保証!
左の写真のように、本製品のパッケージには3年保証の記載がありますが、実際には5年保証となっています。
メーカーによるとパッケージ作成後にメーカー保証期間が延長されたため、現行のロットはこの状態で出荷されているとのことでした。
もちろんアミュレットでご購入いただいた場合も5年保証です!

M1 MacBook Proでベンチマーク計測

では実際に、ベンチマークテストで本製品の性能を確認してみましょう!
今回は本製品の性能を最大限に発揮すべく、Thunderbolt 5対応のMacBook Pro(14インチ, M4 Pro, 2024)を用意しました!
比較のためMacBook Pro内蔵SSDのベンチマークもやってみたいと思います!

ではまず、本製品のベンチマーク結果から!ごらんのとおり、シーケンシャルリードの最大値はカタログスペック通り6000MB/s超となりました!

では比較のため、このMacBook本体の内蔵SSDのベンチマーク結果も確認してみます。
若干こちらの方が高めの数字が出ていますが、本製品とこの内蔵SSDの体感での差はほとんど無さそうです。
これなら大容量データのコピーもストレスなく行うことができますね!

様々なフィールドでデータをフレキシブルに運用できるタフネスストレージ

以上の結果から、本製品は「外付けSSDでも、映像データなどのデータをMac内蔵SSDと同様に、ストレスなく保存・編集したい!という方にお勧めできると思います。
編集したデータをそのまま持ち運ぶこともでき、マルチデバイス/マルチOS対応なのでデータの受け渡しにも使える、超高速ストレージです!
以上、Thunderbolt 5対応高速ポータブルSSDの新製品「OWC Envoy Ultra」のご紹介でした!本製品は2025年4月4日発売予定です!

OWC Envoy Ultra 4.0TB ¥110,000(税込)

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OWC Envoy Ultra 2.0TB ¥79,800(税込)

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OWC Envoy Ultra製品ページ