4K高画質プロジェクターとQuattroPodの組み合わせで何ができるか

これまで何度かQuattroPodに関する記事を書いてきましたが、いずれもディスプレイに接続して使う最もオーソドックスな例でした。今回はプロジェクターに接続して使う事例をご紹介します!プロジェクターはただのプロジェクターではなく、4K解像度に対応したハイスペックなものを使いました。

PX727-4K
4K UHD HDR対応 DLPホームシアタープロジェクター
https://www.viewsonic.com/jp/products/projectors/PX727-4K.php

この製品は4Kプロジェクターの中ではかなりリーズナブルで、15万円以内で購入することができます。価格.comの2018年PRODUCT AWARD プロジェクター部門で金賞を受賞しているのも納得です。

価格.com > パソコン > プロジェクタ > ViewSonic(ビューソニック) > PX727-4K
https://kakaku.com/item/K0001044348/

概要
ViewSonic PX727-4Kは、RGBRGBカラーホイールを採用し、HDRに対応したリビングルーム用の2200ルーメン4K UHD ホームシアタープロジェクターです。最新のXPR技術を駆使して、830万画素の4K UHD解像度を投写し、最大限のディテールを実現します。 PX727-4KはHDRとRec.709をサポートしています。カラーは、RGBRGBカラーホイールによって、映画規格のRec.709の96%をカバーしているので、ご自宅のリビングルーム等で快適な映画体験を楽しむことができます。2系統のHDMI入力に対応し、幅広いデバイスとの接続が可能です。また内蔵USB電源は接続されたドングルやデバイスの電源として使用できます。PX727-4KのSuperEcoモードは最大約15,000時間のランプ寿命を誇り、ランプの交換とメンテナンスのコストを大幅に削減します。

https://www.viewsonic.com/jp/products/projectors/PX727-4K.php

今回の機器構成図は以下の通りです。

やってみたことはとてもシンプルです。QuattroPodの受信機(R01)をプロジェクターに接続し、送信機(T01)をパソコン(MacBook Pro)に接続して、無線で映像を飛ばします。MacBook Proは4K出力に対応しているモデルを使ったので、4Kプロジェクターからは4K映像が投影されるというわけです。

パソコン側はこんな感じです。Ankerの4K対応USB Type-C – HDMIケーブルを使いました。

プロジェクター側を見ていきましょう。まずQuattroPod受信機の電源供給はプロジェクターに付いているUSB OUT(5V/1.5A)を使って、プロジェクターから行います。こうすることによって、わざわざ電源コンセントを探さなくても良くなりました。

そして、QuattroPodから伸びているHDMIケーブルをプロジェクターに挿します。この時注意が必要なのは、HDMIケーブルは4K出力に対応したものを使わなくてはならないことです。QuattroPodに付属のHDMIケーブルは、全て4K出力に対応しているのでご安心下さい。

QuattroPod受信機側を見てみましょう。

電源ケーブルはプロジェクターから直接伸びています。LANケーブルが近くにあるとネットワーク接続もスムーズになりそうです。電源を入れると、4K解像度で壁にしっかりと投影されました。この時、前もってQuattroPodの出力解像度を4Kに設定しておく必要がありますので、お気をつけ下さい。

今回の目的である「4K映像を無線で飛ばす」ですが、どれくらい離れてやったかというと、大体8mくらいです。写真で見ると「なんだこの程度か」と感じるかもしれませんが、この距離をHDMIケーブルで直つなぎするとなると、結構大変そうです。。まず直線で結ぶことができません。もしここに人が座っているとすると、人と人の間をケーブルが這う形になってしまうので、とても現実的ではありません。起伏もあるので、最低でも10m以上のHDMIケーブルが必要でしょう。そして、一番のネックは長いHDMIケーブルは非常に高価なのです。しかも長さに反比例してデータの品質が落ちてしまうので、注意が必要です。

それでは実際に動画を再生してみましょう。

綺麗に映りましたね!2画面分割も成功です!この時動画の再生音は、プロジェクターの内蔵スピーカーから出ています。つまり、音が出るプロジェクターとQuattroPodを使えば、長いHDMIケーブルを廃止して、音声と映像を無線で飛ばせるようになります。これは結構色々なことに応用できると思います。

最近ではコロナウイルスの影響で、海外のメディア等で「ソーシャルディスタンス(社会的距離=人と人の間の幅のこと)」という言葉が使われていますが、距離を稼ぎたい時にケーブルを無くして無線化できるのは便利だと思います。

今回は受信機1対送信機1という最もシンプルな形でデモしてみました。ガラス越しの部屋などであれば、部屋同士を無線で繋げて遠距離プレゼンなんてこともできそうです。授業参観なんかにも効果的に使えるかもしれませんね。

おまけ

QuattroPodはパソコンやスマートフォンしか繋げないと思っていませんか?実は、デジタルカメラに繋げてレンズ越しの映像を飛ばすなんていう使い方もできるのです(!)
というわけで、社内にあったNikon D800を使って実際に試してみました。

三脚を立ててカメラをマウントした後に、QuattroPod送信機とモバイルバッテリーを接続します。

実際に映像を飛ばしてみるとこんな感じになります。光学レンズ越しの映像なので、結構綺麗に映っていました。HDMIケーブルのアダプターには写真中に見えているELECOMのものを使いました。

カメラを動かしてみるとこんな感じの不思議な映像が取れました。合わせ鏡のようになります。笑

電波が届く場所なら、屋外でも活用できそうですね。もちろんスマホのカメラでも同じことができますので、離れた場所同士のちょっとしたLIVE配信が実現します。

ご興味があれば、ぜひ弊社店頭でお試し下さい!