~DTM環境構築の前置き編~

アミュレット、Macアップグレードサービスで大変ご好評頂いております『デュアルドライブアップグレードサービス』

かんたんに説明しますと~付属のDVDドライブを取り外してそこにもう一個ハードディスク/SSDを取り付ける~というサービスです。

普通に使用するにも内蔵に1TBx2台で最大2TBまで(ブログ記載時点)のハードディスクが増設できますので、大容量のバックアップスペースとして、Time Machineに活用、はたまたRAIDを組んだりと様々な用途があります。

今回の連載ブログではデュアルドライブアップグレードでCore i7 2.0GHz、メモリ4GB、Thunderbolt搭載のMacBook Proにハードディスクを2台組み込み、音楽制作、DTM/DAW用途にフォーカスして活用方法をご紹介していきたいと思います。

ちなみにDTMとはデスクトップミュージック、DAWとはデジタルオーディオワークステーションの略でDTMはパソコンで音楽制作する、DAWはそれを行うアプリケーションという感じでとらえて頂ければと思います。

Macには標準アプリケーションとしてGrageBandという音楽制作ソフトがインストールされています。たくさんのシンセサイザーやエフェクト(DTMではプラグインと呼びます)、ピアノやギター、ドラム演奏があらかじめ録音されたループが多数収録されており洗練された画面で大変使いやすく入門のソフトとしてはもってこいであります。

しかしっ!本格的にMIDIの打ち込みをしたり、オーディオ(歌や楽器)の録音をしよう!となると機能的にこうしたい、あーしたいがでてきてしまいます。

こうしたい、あーしたいが増えるとどうしてもシンセサイザーやサンプラーの音源をインストールするためのより多くのデータ空き容量、オーディオ録音専用のハードディスクが必要となります。ボーカルにコーラスをたくさん重ねたい、ギターを何重にも重ねたい、生ドラムをマルチマイクで録音したいという場合にはハードディスクへの負荷が高くなりますので、OS起動をしているハードディスクから再生しようとすると、Macの反応が大変遅くなったり再生自体ができずに止まってしまいます。

安定した音楽制作環境には起動用OSのハードディスクとは別に『録音用のハードディスク」がほぼ必須です。

そこでデュアルドライブアップグレードサービスの登場、という訳です。せっかくノートパソコンを使っているのに外付けディスクを持ってくのは荷物がかさばる、というのがすっきり解消というわけです。また、デュアルドライブアップグレードではMac内部のSATAにハードディスクを接続しますので、外付けのFireWire800やUSB2.0接続のハードディスクよりもアクセスが早い・・・はず、ということでここも含めて検証していきたいと思います。

DAWソフトとして代表的なものとしては「ProTools」、「CUBASE」、「Logic Pro」、「Digital Performar」等、最近では「Live」や「Studio One」も人気があります。今回はMacBook Proと「ProTools」の組み合わせを例に取り上げご説明していきます。

~実際デュアルドライブってどうなのよ!?編~

~曲作り、録音、ミックス、音楽制作、の準備編~

~Macの設定からアプリケーションの設定編~

デュアルドライブアップグレードサービスについてはこちら