AirPlayもMiracastもGoogle Cast も対応してる「Cast Go」に、さらに新しい機能が追加されるって!?

栄えある2024年最後のブログは、今年発売されたCast Go
この製品は、パソコンやスマートフォン・タブレットなどの画面をそのままモニター等に出力することができる製品です。

Cast Goくんはただワイヤレスでミラーリングできるだけでなく、iPhoneやiPadなどのAirPlay、Windowsのワイレスディスプレイ(Miracast)、Android端末などに搭載されるGoogle Castなど、各端末で標準搭載されているワイヤレス画面共有機能に対応しているスグレモノ。

特に筆者の推しはWindowsパソコンからのワイレスディスプレイ。Windowsの設定画面を開いてポチポチッとするだけで、Windowsのパソコンの画面がそのままモニターに表示されるので、Windowsユーザーの皆さん大歓喜!
詳しくは前回の記事をどうぞ!

そんなCast Goくんに、2025年1月から、ますます便利な機能が搭載されるらしいじゃないですか!!

これはチェックしないといけませんね!

■目次

新機能「マルチキャスト」とは
マルチキャストを実行するには
うちの会社で使うならどっちがいいの!?マルチキャスト対決!
まとめ:Cast Goはいいぞ

新機能「マルチキャスト」とは

Cast Goくんは、複数の送信元と、1台の受信機を無線(Wi-Fi)で接続し、1台のモニターにミラーリング(投影)するもの。

■これまでのCast Go 構成図

このミラーリング機能に加え、今回新しく搭載される「マルチキャスト」機能は、

1台の送信機と複数台の受信機を無線で接続し、最大4台までのモニターに同時にミラーリングすることができるのです!!

■新機能「マルチキャスト」実行中の接続図

会議やプレゼンテーション等に便利な機能ですね。展示用などデジタルサイネージ風の使用もできます。会議室で使うとこんなイメージです。

マルチキャストを実行するには

送信機をマルチキャストモードに切り替え、さらに「ウェブ設定画面」から受信機の「マルチキャスト」機能をONにする必要があります。
ここで事細かく手順を説明しますとブログが超・超長文になってしまいますので、詳しくは弊社作成の「マルチキャスト設定手順書」をご覧ください!

マルチキャスト設定手順書

ざっくり言うと

①送信機を「マルチキャストモード」に切り替える
②受信機の「マルチキャスト」を「ON」に変更、同時に送信機とペアリング


となります。

あれ?この機能って…

複数のモニターへ、無線(Wi-Fi)で映像出力って…

٩ もしもーし ۶

似たような機能どこかで…

٩ マルチキャストの先輩だぞ ۶

そう、EZCast ProAVワイヤレスモデル先輩!!

ツノがあるせいか、良い感じに「怖い先輩」感ありますね。

EZCast ProAVワイヤレスモデル先輩も「複数のモニターへWi-Fiで映像投影ができる」ので、実質Cast Goと同等機能があります。すでにいくつかの企業様での導入実績もある、大御所の大先輩になります。

うちの会社で使うならどっちがいいの!?マルチキャスト対決!

似たような機能を有する、フレッシュな新人Cast Goくん vs 大御所のEZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩。うちの会社で使うならどっちがいいんだ!?いくつかの項目で比較してみましょう!

第1ラウンド:設定が簡単なのは!?

まずは新人のCast Go

Cast Goくんは、通常のワイヤレスミラーリングのときは送信機を指すだけなのでセッティングは超簡単

なんですが、マルチキャストのときは送信機と受信機でそれぞれ設定が必要になります。全体的に難しい操作はないのですが、他の人に口頭で説明しようと思うと、ちょっと大変かも。

大御所のEZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩

一方、EZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩は、送受信機のHDMIポートをケーブルで接続し、SPモードあるいはSWモードに統一して、電源入れてしばらく放置すれば、ほぼ完了。

これはEZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩の方が、やや簡単かも。

第2ラウンド:解像度は!?

大御所のEZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩

EZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩は、正真正銘「4K対応」です👑

٩ えっへん ۶

新人・Cast Goくんは

Cast Goくんは、受信機は4K出力可能なのですが、送信機がフルHD対応となります。(送信機を使わずに、例えば4K対応のMacBookでAirPlay経由で4K対応モニターへミラーリングするなら、4K映像のままモニターに表示できます)

個人的には、大型モニターでなければフルHDでも十分高精細なので、4Kともあまり差はないように思いますが、解像度の数値でみればEZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩の方が「高画質」と言えます。

第4ラウンド:接続可能距離は?

EZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩とCast Goで接続距離に違いがあるのか?これは公式見解を知りたく、製造メーカーのWさんにお話を伺いました。

製造メーカー Wさん

送信機1台に対して、受信機4台のマルチキャストを行う際、EZCast ProAV ワイヤレスモデル」の接続可能距離(理論値)は30〜50mです。

同条件で「Cast Go」の接続可能距離(理論値)は30m以下です。

あくまで「理論値」ですので実際はIT環境によって接続可能距離はもっと短くなることもあるかと思いますが、もともと「ワイヤレスで複数モニターへ映像出力する!」ことを目標に開発された、エリートなEZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩の方が、接続可能距離は長いようです!

٩ えっへん ۶

第4ラウンド:持ち運びに便利なのは!?

大御所のEZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩

大御所のEZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩のサイズは、送信機1個で横幅17cm×奥行6.5cm×高さ2.8cmで、重さ約300g(ツノなし)。
受信機もサイズ・重量はほぼ一緒なので、送信機1台と受信機4台を揃えると、

送受信機300g×5台=約1.5Kg

ここにさらにツノが生えるので、総重量は約2kgほど。これでも十分軽いと言えるかもしれません。

新人Cast Goくんはコンパクトサイズ

Cast Goは受信機が手のひらに収まるサイズで、約30gとなります。

送信機は20gなので、送信機1台と受信機4台で揃えると、

受信機30g x 4台 + 送信機20g=総重量140g前後

軽いな!??!

第5ラウンド:タブレットやスマートフォンで使いたい!

EZCast ProAV ワイヤレスモデル先輩は、映像入力はHDMIポートのみとなっています。タブレットやスマートフォンの映像をミラーリングするにはUSB Type−C変換コネクタが必要になります。

Cast Goくんはスマートフォンやタブレットからの映像出力も想定しているので、変換コネクタは最初から付属しています。

持ち運びを考えてもCast Goのほうが全体的にラクかもしれませんね。

まとめ:Cast Goもいいぞ

EZCast ProAVワイヤレスモデル先輩は、ほかにもKVMスイッチ機能があったり、電波状況が良ければ遅延も0.1秒以内で済み、製造メーカーのWさんの話によると電波の強度も強めなど、エリートな製品です。

一方、新人のCast Goくんは、サイズ感や重量から

「手軽に使える」のが1番の利点ではないでしょうか!

また、冒頭でもお伝えしたように、筆者としてはWindowsパソコンからのワイヤレスディスプレイ(Miracast)が超便利なので、

マルチキャストだけでなく、端末標準のワイヤレスミラーリング機能を活用したい、という方にもオススメの製品です。

2025/1/17より、受信機のみの単品販売も開始します!

マルチキャストを設定するには、受信機が複数台必要!
1/17から、受信機のみの単品販売も開始します♬
「Miracastで使うから、送信機なくてもいいかな…」という方もぜひご検討ください!

Cast Go 商品詳細ページ】

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