事業継続性について考えてみました

発電機を導入しました

現在店頭でUPSの実働デモを実施しています。そんな中、たまたま今月中旬に弊社が入居しているビルで全館停電がありました。ビルの停電ということは、普段供給されている電気が全てストップしてしまうことになります。これに対応する手立てはないのかということで、昨年から弊社では発電機を使っています。UPS導入の番外編として取り組みの一端をご紹介してみようと思います。

複合機やサーバは停電時間中やむを得ず停止するしかないのか…

いいえ、そんなこともないようです!インバーター発電機を使えば、それらを動かし続けることができます。(もちろん各機器の消費電力にも依りますが…)

インバーター発電機については、ヤマハのサイトに詳しい説明がありました。

簡単に言うと家庭の電源と変わらない安定した電気出力を実現してくれるようです。
http://www.yamaha-motor.co.jp/generator/feature/inverter/

発電機導入の背景

今ではほとんどの企業が何らかの形でWebサーバを運用しています。Webサーバはオンラインストアの運営や様々なお問い合わせを受け付けるいわば「不眠不休の屈強な営業マン」とも言えるかもしれません。土日が休日になっている組織が多い日本では、休日にWebからのお問い合わせを頂くこともしばしばあります。ですので、できれば彼らを止めることは避けられればベストです。

Webサーバが、データセンターではなく社内にあるという場合には、発電機を使えば「システムをダウンさせることなく運用できる」ということで導入しました。

取り組みイメージ

取り組みイメージ

インバーター発電機はガソリンを燃料にして動くため、室内に設置して使うことはできません。そのため冒頭の写真のような形で発電機そのものは室外に置いて、そこからケーブルを室内に引っ張ってくる形になります。

発電機は結構重たいので、ひとりで作業する場合や腰を痛めていると少し大変かもしれません…(発電機を設置した者は苦労したと言っていました)

発電機からコードを伸ばして持ってくるのには、ドラムロール?のような電源コードリールを使うと便利です!

使ったもの

発電機はSUBARU SGi25を使用しました。価格は10万円前後と比較的導入しやすいのではないかと思います。その他に電源コードリールを使い、UPSから室内に電気を導きました。

発電機導入のメリット

やはり、なんといってもサーバの停止時間をなくせる(あるいは短くできる)ところです。重要度の高いサーバであればあるほど、停止する際には関係各方面への事前アナウンスや配慮が必要ですが、発電機を使えばサービスを止めることなく運用できます。7時間ほど電源供給が可能なので、万が一雷などで停電が発生しても復旧まで耐えられるのではないでしょうか。

発電機導入のメリットは大きいですが、反面準備が大変という部分は否めません。。保管場所も考慮しておく必要があります。

いざセットアップ!

発電機の準備ができ、電源コードリールを接続したら、いよいよ室内での作業に入ります。この時に重要なのがサーバなどコンピュータ機器は発電機との間にUPSを咬ませるということです。UPSを間に挟むことによって、瞬電や異常電圧にある程度対応することができます。多少ケーブルの取り回しに手こずったりしてもその間はUPSから電気を供給してもらい、ACケーブルをつないで行きます。

撤収は設置と逆の手順で

建物の電源が復旧したら、先ほどとは逆の手順でUPSのACケーブルを発電機から外して元の位置に付け替えます。この時もUPSから電気が供給されるため、サーバの電源が落ちることはありません。

緊急時の事業継続手段として使ってみて下さい!

今回は、簡単ですが発電機を使った非常時の取り組みをご紹介してみました。アミュレットでは情報資産や情報システムを守り、業務が安全に継続できるような仕組みづくりを目指しています。これからもIT技術を活用してお客さまの業務のお手伝いができるような実験をご紹介できればと思います。